しまなみ海道における回生電動アシスト自転車の実証実験、4/1〜6/30実施
瀬戸内海国立公園の美しい島々を結び、サイクリストの聖地としても知られる「しまなみ海道」において、一般社団法人しまなみジャパンおよび環境省中国四国地方環境事務所の協力のもと、太陽誘電株式会社が「回生電動アシスト自転車」の実証実験を行う。
一度の充電で長距離走行を可能にした「回生電動アシスト自転車」の活用は、国立公園へのアクセスや自然の中で心身ともにリフレッシュするウェルネス・ツーリズムなど楽しみ方の新たなツールとしてだけでなく、脱炭素社会の実現にも大きく貢献することが期待される。
アップダウンの激しいしまなみ海道を一回の充電で一日中走りまわれることを体感してもらい、体力に自信のない人やファミリー層・シニア層など、より幅広い人々にしまなみ海道のサイクリングを楽しんでもらうことを目指す。
※ 本実証実験では、一般社団法人しまなみジャパンがしまなみ海道で行っているレンタサイクル事業の電動アシスト自転車と同様に「回生電動アシスト自転車」を一般の方に貸し出します。
【実証実験期間】
2022年4月1日(金)~6月30日(木)
【貸出場所】
○中央レンタサイクル(糸山サイクリングターミナル)
所在:愛媛県今治市砂場町2-8-1
○尾道港(駅前港湾駐車場)
所在:広島県尾道市東御所町地先
【利用料金】
2500円/日
【利用受付(予約)】
一般社団法人しまなみジャパン レンタサイクル受付
電話:0848-22-3911
【配備車種(合計20台)】
(全てブリヂストンサイクル製)
○中央レンタサイクル(10台)
・ティービーワンe×5台
・ステップクルーズe×5台
○尾道港(10台)
・ステップクルーズe×5台
・ラクット×5台
【回生電動アシスト自転車の詳細】
回生電動アシスト自転車は、一般的な電動アシスト自転車とは異なり、ブレーキ時や下り坂等の走行時に発電し、バッテリーに再充電を行うことにより、さらなる長距離走行を実現した自転車。
回生電動アシスト自転車に搭載されている回生電動システムは、太陽誘電株式会社が開発した技術。 実証実験で貸し出す回生電動アシスト自転車は、このシステムを搭載したブリヂストンサイクル製ティービーワンe(5台)、ステップクルーズe(10台)、ラクット(5台)の計20台。
実証実験に活用する自転車には、使用(アシスト)電力量、発電(回生)電力量、走行距離、運動量(消費カロリー)を表示する機器を搭載している。
【その他】
本実証実験終了後に実験結果等を公表する予定です。