めざせ！しまなみ海道　サイクリング入門

知識×道具＝楽しいサイクリング

サイクリングは体力勝負じゃない。ちょっとした知識と道具が悩みや不安を解消してくれ、行動範囲が気持ちよく広がっていく。

サイクリングの魅力や楽しみ方を伝える実践的な入門書「めざせ！しまなみ海道　サイクリング入門」では、ウエア選びの重要性も紹介している。

ふだん使いの延長にあるサイクリングは、専用のウエアを着なくても始めることはできる。けれども乗る時間が長くなるほど、サイクルウエアの重要性は増してくる。暑い、寒い、お尻が痛いといった悩みの多くは、適切なウエアによって改善できる。そんなサイクルウエア選びのヒントを、カペルミュール渋谷cocoti店スタッフの磯田美咲さんに教えていただいた。カペルミュールは機能とセンスが合わさった人気のサイクルウエアブランドだ。

渋谷のカペルミュール直営店でスタッフを務める磯田美咲さん。機能重視の本格的なサイクルウエアから、ふだん使いでも積極的に着たくなるカジュアルなウエアまで、サイクリスト目線でアドバイスしてくれる。わからないことは何でも聞けて、試着しながら選べるのがリアル店舗の大きな魅力だ

info
KAPELMUUR 渋谷cocoti 店
東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti2F
TEL：03-6427-1517
営業時間：12:00～20:00（無休）

「最初のウエアとしては、インナーパンツをおすすめします。ふだん着の下に着ていただくだけで、お尻の問題を解決してくれます。そこからさらに気持ちよいサイクリングを望むようになったら、全身のウエアをそろえていただければと思います」（磯田さん）

サイクルウエアといえば、ピチッと体にフィットするジャージ＆パンツを思い浮かべる人も多いはず。やっぱりそうしたウエアを着るべき？

「将来的にレーシーな走りがイメージできるなら、フィット感の高いウエアを選んだほうが快適です。自転車は風の影響が大きなスポーツですから。でも、自転車に乗るだけでなくプラスαの時間も楽しみたい方は、ゆったりしたウエアのほうが着やすいですよね。ご自身がサイクリングを楽しむシーンを想像しながら、機能と見た目のバランスで選んでいただければと思います」（磯田さん）

カペルミュールのウエア作りにおけるテーマは「生涯スポーツや旅として自転車を楽しむ」ことだと言う。渋谷に加えて大阪にも直営店があるので、「サイクルウエア選びに関して、わからないことは何でも聞いてください！」（磯田さん）とのこと。ぜひ訪れてほしい。

カジュアルさと機能性を両立

トラディショナルなストライプをあしらったスムースタッチ半袖ジャージ（1万3200円）＆デニムパンツストレッチ（1万1550円）は、男女問わずに取り入れやすいサイクルウエアの組み合わせ。

自転車を降りた時間も大切に

Coolmax混 半袖シャツジャージ（価格1万5180円）。コットンとポリエステルの交編素材によってサイクリングに欠かせない速乾性を備えながら、ふだん使いに違和感がない上品なシャツとしても活用できる。

走りの快適さを求めるなら

Ladies半袖ジャージ ガゼル3（1万5950円）＆Ladiesサイクルショーツ スタンダードパッド（1万2650円）の組み合わせ。UVカット率95％以上なので、日差しが気になる季節も安心して快適に走ることができる。

まずはここから インナーパンツ

豊富に揃ったパッド付きのインナーパンツ。自転車に長時間乗るようになったら、まずは選んでほしいアイテムとのこと。サドルを交換したりするよりも、効果的にお尻の悩みを解決してくれる。

グローブで快適＆安心感を

グローブも機能のメリットを感じやすいアイテム。こちらもパッド付きがおすすめで、ハンドルを握り続ける手へのストレスを減らしてくれる。夏は汗をぬぐいやすくなり、寒い季節は防寒のために欠かせない。

パッドが着脱できるサイクルパンツ

裾ベルト付アンクルパンツ（価格1万3200円）は、着脱式のプロライドパッドを備えた最新アイテム。日常と非日常のサイクリングのどちらにも対応できるのがカペルミュールの特徴だ。