脱ビギナー!100kmライドに挑戦してみよう
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最近スポーツ自転車デビューした皆さん、サイクリングを楽しんでいますか? 少しずつ自転車が体に馴染み、走れる距離も伸びてくると、いつかは挑戦してみたいのが「100km」ライドではないでしょうか。100km走破を目指すための知識や装備を紹介します。
100kmを目標に基礎を身に付ける
自転車協会が運営するスペシャルサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、初心者から上級者まで幅広くスポーツサイクリストに役立つ記事をお届けしています。シリーズコラム『ロードバイク単独100km走破術』では、ビギナーを卒業したい新米サイクリストに向けた、総合的なロングライド指南書です。
100kmというと途方もないものに感じるかもしれませんが、一日掛かりで考えれば決して非現実的な距離ではありません。一方で100kmを単独で走ることは、体力や走り方、トラブル対処法など、スポーツサイクリングのあらゆる基礎が必要になってきます。脱ビギナーの道筋として100km単独走破は、絶好の目標なのです。
コラムの第1回「単独で100km完走するための心得」においては、なぜ100kmを目指すのか、100km走破のために何が必要なのか、といったことをまず解説しています。必要な要素を分解して、一つひとつマスターしていけば、100kmはじきに達成できる距離なのです。
持ち物は少なすぎても、多すぎてもダメ
100kmを単独で走るためには準備・装備が大切です。しかし単独走において十二分な装備を用意するということは、すなわち持って走る荷物が大きく・重たくなってしまい、走りの負担になってしまうというジレンマが発生します。ロングライドの装備は厳選が必要です。
コラムの「100km走るための装備の知識」のパートでは、準備の基本を補給、トラブル、天候への対策に絞り、装備の内容を提案します。
また100kmを走りきるためには、ただガムシャラに走るのでは最後までもちません。「100km完走するための賢い走り方」のパートでは、実践するだけでかなりラクに走れるようになる、ちょっとしたコツを伝授します。自転車の整備、ペースの作り方、変速のギア選び、補給のタイミング、休憩の取り方など、細かいことの積み重ねが長距離では大きな差を生むのです。
そして忘れてはならないのが、トラブル対処法です。起きてはほしくないけれど、ある程度は起きてしまうのがメカトラブル。「パンクやチェーン落ちなどのトラブルに備えよう」のパートでは、ライド中にとてもよくある2つのメカトラブルの対処法と、そもそもトラブルを起こさないための回避法を伝授します。パンク修理(チューブ交換)の方法は、たっぷりの写真を使って解説しているので、できれば100kmを実際に走る前に、自分の自転車で練習しておくのが良いでしょう。
サイトではこのほかにも、全国各地の厳選サイクリングコースや、自転車関連の著名人へのインタビューなど、各種コンテンツを毎週更新しています。
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