はじめようマウンテンバイク！ 種類と買い方を紹介
目次
野山を縦横無尽に駆けめぐるマウンテンバイク（MTB）は、大自然を間近に感じるアウトドア派にぴったりのサイクリングアクティビティです。マウンテンバイクでオフロードを楽しみたい人のために、マウンテンバイクの種類と選び方、買い方のポイントを、経験豊富なプロショップ店長が解説します。
初心者にはトレイル系MTBがオススメ
1970年代にアメリカで生まれたマウンテンバイクは、極太のゴツゴツしたタイヤが特徴。街乗りなどのオンロード走行も楽しめるオールラウンドな自転車ですが、本来はトレイルと呼ばれるオフロードの（舗装されていない）山道や、MTB用オフロードコースを楽しむために生まれた自転車です。
1990年ごろには世界的ブームを巻き起こして普及し、現在も世界中で自然に親しむアクティビティの手段として親しまれています。自転車協会が運営するサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、これからマウンテンバイクでオフロードライドを楽しんでみたいという人向けに、『プロショップ直伝 MTBの選び方・始め方』というシリーズコラムで、マウンテンバイク購入の際に知っておきたいポイントを解説しています。
オールラウンドに楽しみたい人にオススメなトレイル系マウンテンバイク
マウンテンバイクの楽しみ方には、さまざまなスタイルがあります。初心者はまずいろいろな走り方を体験して、自分に向いたスタイルを模索することになるでしょう。
ということでコラム第1回では「オールラウンドに楽しみたい欲張り派のためのMTBの選び方」と題して、近年のマウンテンバイクのトレンドと、初心者にオススメなトレイル系バイクを紹介しています。気になる予算や選び方のポイントもアドバイスします。
マニアックに楽しみたいなら？ バイク以外の装備は？
マウンテンバイクにはいくつかの競技があり、用途に特化したタイプが各種存在しています。「こだわり派に捧ぐ、一歩踏み込んだMTBの選び方」の記事では、オリンピックの公式競技にもなっている「クロスカントリー」向けのXCバイク、下りの専用コースをカッ飛ぶ「ダウンヒル」のためのDHバイク、そしてラリー的な走りで欧米では人気が高まっている「エンデューロ」向けバイクの3種類の特徴と、バイクサイズの選び方について解説します。
下りを楽しむためのダウンヒル系（DH）バイク。大きなサスペンションを前後に装備する
また、オフロードでの走りを楽しむためには、自転車本体以外にも揃えておきたい装備がいくつかあります。ヘルメット、グローブ、シューズ、ウェア、バッグや給水装備といったアイテムの、オフロードライド向けの選び方のポイントを「使い方別 MTBの装備の選び方」で紹介しています。
オフロードライド時には、パンクなどに対応できる工具も携帯します
どこで購入するのがベター？ プロショップとの付き合い方は？
マウンテンバイクの概要や種類がわかったところで、実際にどのように購入するのがベターなのでしょうか？ 昨今の情報化社会では「ウェブでいろいろ下調べをして、ある程度ターゲットを絞ったところでショップに行く」という流れが一般的になってきていますが、実は初心者が最初から間違いの無いバイク選びをすることは、なかなか容易ではありません。マウンテンバイクは日常的に設定・調整するポイントも多いことから、全てを自分で決めてケアする必要があるネット通販は、初心者向きではないと言えるでしょう。
プロショップの知識と経験を上手に活用しよう
コラムの「MTBはどこで買うのがベターか？」という記事では、マウンテンバイクをプロショップで購入したほうがベターである理由と、プロショップでのバイク購入のポイントについて解説しています。初心者には敷居が高く感じてしまいがちなプロショップですが、バイク購入の相談をする際のポイントも挙げているので、ぜひ参考にしてみてください。マウンテンバイクはメカへの負担が大きく、メンテナンスの重要性も高いです。知識と経験が豊富なショップと良好な関係を構築することは、マウンテンバイクライフの質を高めることにつながるでしょう。
また「いざトレイルへ！これだけは覚えておきたいチェック＆メンテナンス」では、実際にオフロード（トレイル）に出かける際に、知っておきたい最低限のポイントを、プロの視点からアドバイスしています。
サイトではこのほかにも、全国各地のマウンテンバイク向けフィールドや実走レポート、各種ハウツーなど、マウンテンバイクを楽しみたい人に役立つ情報を各種掲載しています、
