東京の定番サイクリングスポットはここ!実走レポートとともに紹介

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  • photo 産経デジタル

自転車協会 東京サイクリングコース

暑さもようやく和らぎ、いよいよ秋、絶好のサイクリングシーズンを迎えます。全国各地には魅力的なサイクリングルートがあり、首都・東京も例外ではありません。全国のコースが200以上収録されている「ENJOY SPORTS BICYCLE」から、東京の定番コースをピックアップします。

 

全国200以上のロードコースを掲載

自転車協会が運営するスペシャルサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、スポーツ用自転車(スポーツバイク)を楽しむための各種情報を、幅広く掲載しています。なかでもサイクリングコース紹介のページは、幅広いレベルに対応する全国各地のコースを掲載しているので、休日のサイクリングのヒントに役立つでしょう。一部コースは詳細な実走レポート形式になっており、コースの雰囲気がより分かるだけでなく、読み物としても楽しめるようになっています。

厳選サイクリングコース・ロードコース特集

東京周辺の定番コースのなかで、初級者にも走りやすいのが、川沿いのサイクリングロードを走るルート。ということで、まずは荒川を走って埼玉県の牧場を目指す「東京都内~埼玉県の定番コース“荒サイ”を走って榎本牧場へ」を紹介しましょう。

自転車協会 東京サイクリングコース

荒川サイクリスト定番の「目的地」榎本牧場へ

 

荒川サイクリングロードと呼ばれる荒川沿いのルートは、荒川河口付近から埼玉県の国営武蔵丘陵森林公園まで、自転車道と河川管理道路をつないで全長約90kmに及んでいます。ほとんどのエリアで自動車は入ってこず、信号もないので、都内近辺で手軽に気持ちよくサイクリングできるスポットの一つです。目的地の榎本牧場はジェラートやヨーグルトなどを味わえる、サイクリストの定番スポット。牛だけでなくミニブタ、ロバや鶏、ウサギなどの動物ともふれ合える癒やし空間です。

自転車協会 東京サイクリングコース

快適な河川敷サイクリングロードをスカイツリーを望みながら快走

 

もうひとつサイクリングロードを使ったコースとして、「東京・葛飾~茨城・境町まで4都県を走破! 片道約40kmで関宿城を目指す春の江戸川“菜の花”サイクリング」も紹介します。葛飾区の柴又公園から、千葉、埼玉、茨城の県境にある水運の要所・関宿城までを往復。残念ながら菜の花のシーズンではありませんが、グルメや立ち寄りスポットもあり、秋は秋ならではの楽しみが見つかるはずです。

 

本格ヒルクライムコースも

広大な関東平野が広がる北側・東側に対して、東京の西側は丘陵地帯、そして本格的な山岳が比較的近くに控えています。本格アップダウンを楽しめる東京の定番コースが、東京都の調布市から町田市までを結ぶ「南多摩尾根幹線」、通称「尾根幹」(おねかん)です。多摩丘陵を突き抜ける尾根幹を満喫できるのが「稲城から高尾まで 都内サイクリングの定番コース“尾根幹”と+αのルート」。

自転車協会 東京サイクリングコース

直線道路で緩やかにアップダウンを繰り返す「尾根幹」(おねかん)

 

東京オリンピックの自転車ロードレースでも使われたコースを走り、パワーの出そうなグルメをいただき、相模湖を通って最後は大垂水峠ヒルクライムでシメる贅沢なルート。大垂水峠はヒルクライム初心者におすすめのレベル感なので、構えずにチャレンジできるはずです。

自転車協会 東京サイクリングコース

山に囲まれ、広々とした光景が広がる相模湖で、贅沢に愛車撮影

 

最後に紹介するのが、獲得標高約1300mの本格ヒルクライムコース「東京の西端を行く美しい渓谷コース “都民の森”ヒルクライム」です。JR武蔵五日市駅をスタートし、奥多摩から流れる秋川沿いの渓谷を片道約30km、山梨県との境にある「都民の森」まで上っていきます。

自転車協会 東京サイクリングコース

都民の森へのロングヒルクライムルート

 

獲得標高は大きいですが、約30kmかけて上るため斜度は比較的緩やかで、特に序盤は下りも多く登場します。渓谷の景色や史跡、そしてダイナミックなパノラマを、秋の空気とともに満喫できるでしょう。

「ENJOY SPORTS BICYCLE」ウェブサイト