「〇〇イチ」を楽しもう　自転車ロングライド“一周系”の魅力

2023.02.08
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photo 産経デジタル

自転車協会　「〇〇イチ」を楽しもう

琵琶湖を一周する「ビワイチ」や、伊豆半島をぐるりと回る「伊豆イチ」のように、“一周系ライド”コースは全国に多く存在します。単なる往復ではないうえ、距離は長ければ200kmにも達するので、達成感もひとしおです。地域ならではの名産やグルメを味わうのも一興。魅力溢れる全国の一周系ライドコースの一部をご紹介します。

ワンイチって何のこと？

一周系ライドのコースにはいつからか「○○イチ」の愛称がよく付けられるようになりました。自転車協会が運営するスペシャルサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」のコース紹介ページにも、さまざまな「○○イチ」コースが掲載されています。

コース紹介・ロードコース特集（ENJOY SPORTS BICYCLE）

なかでも比較的新しい呼び名として「ワンイチ」というものがあります。これはどこを一周するコースでしょうか？　答えは「東京湾」。東京都心から神奈川県、千葉県をぐるりと回ると約190kmもの距離になります。海で切れている部分はフェリーに乗って、つかの間の船旅も楽しめます。「東京湾をぐるりと一周　海はフェリーで渡る「ワンイチ」190kmコース」のコース紹介では、途中で海鮮グルメも楽しみつつ、ロングコースを1日で走破します。

神奈川→千葉はフェリーを使う「ワンイチ」東京湾一周

よく知られる一周ライドの1つに、淡路島一周「アワイチ」があります。一周約150kmというスケールに加えて、島という非日常空間がライドの気分を盛り上げてくれます。「グルメも景色も“おっ玉げ”！　東京から新幹線輪行で行く1泊2日の「アワイチ」プラン（兵庫県）」のレポートでは、東京から1泊2日でアワイチを満喫する週末自転車旅プランを提案。新幹線輪行のポイントも解説しているので、首都圏からだけでなく他の地方から（もちろん関西からでも）アワイチに行ってみたい人も必見です。グルメや絶景スポットもたくさん紹介しています。

2日かけて「アワイチ」のライドもグルメも絶景も満喫

湖一周系を完走するポイントは？

首都圏の○○イチといえば、忘れてはならないのが「カスイチ」です。東日本で最も大きな湖、霞ヶ浦を一周するこのコースは、日本を代表するナショナルサイクルルート「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の一部にもなっています。「カスイチに挑戦　日本で2番目に大きさの湖“霞ヶ浦”をぐるりと一周」では、全長125kmを走りきるためのプランニングのコツとともに、カスイチの魅力を紹介しています。

平坦で初心者にも走りやすい「カスイチ」

そして湖一周ライドなら、やはり一度は挑戦しておきたいのが、日本最大の湖・琵琶湖を一周する「ビワイチ」でしょう。こちらもナショナルサイクルルートに選ばれているコースです。

一周200kmを1日で走りきってしまうという猛者もいますが、道中の立ち寄りスポットも楽しみながら走るなら、やはり2日間かけて走るのがオススメです。「ビワイチにチャレンジ　日本一の琵琶湖一周200kmを2日かけ攻略」のレポートでは、さまざまな表情を見せる湖畔の景色を紹介しつつ、走り方や気を付けるべき場所など、ビワイチ挑戦に役立つポイントを解説しています。