四国一周スタート地点0kmモニュメントを完成させる最後のピースが台湾へ出発

サイクリストの目標として上がることも多い、四国一周。そのスタート地点となる愛媛県松山市、愛媛県庁本館前にある0kmモニュメント。2022年にお披露目されたこのモニュメント、実はまだ完成していない。最後のピースがあるのだ。

四国一周スタート地点0kmモニュメント

これが友好のピース

四国一周スタート地点0kmモニュメント

台湾と愛媛県との交流は、日月潭としまなみ海道の姉妹自転車道としての交流から、四国一周と台湾一周の環島(ファンダオ)という島一周の相互交流に進化し、その友好のシンボルとしてこの四国一周スタート地点になる0kmモニュメントが台湾の自行車新文化基金會からの寄贈で設置された。

モニュメントが完成するには、最後のピースになる「友好のピース」が埋め込まれる必要がある。 友好のピースは、大学生が大人になる前の四国一周を走破するイベント「四国一周若者チャレンジ」(台湾では大人になる前の通過儀礼として環島を走ると言われている)の参加者達が四国一周サイクリング時にピースと一緒に四国を周る。

さらにはサイクリストの聖地碑(しまなみ海道大三島)まで四国一周・台湾一周の完走者たちが運んだ金色のピースにみんなの強い想いを乗せて、2023年4月16日からスタートする台湾一周にチャレンジする。

今回の参加主要メンバーは、愛媛県・中村時広知事の名代として愛媛県・八矢拓副知事を代表に、いよかん大使(愛媛県観光大使)でもありトラック競技マスターズの世界チャンピオンにも輝いた経歴を持ち四国一周単独で完走を果たしたミシェル・ブリアさんもフランスから参加。筆者・門田基志(TEAM GIANT所属で愛媛県自転車新文化推進スーパーバイザー)も自身4回目の台湾一周にチャレンジする。

四国一周スタート地点0kmモニュメント

四国一周の0km地点モニュメント

四国一周スタート地点0kmモニュメント

フランスから参加のミシェル・ブリアさん。しっかり四国一周ジャージを着用している

四国一周スタート地点0kmモニュメント

四国一周のスタンプを押すミシェルさん

四国一周スタート地点0kmモニュメント

四国一周台湾一周の完走者たちが運んだ金色のピース

 

そのほかにも、オリンピアンで ジャイアントアンバサダーでもある内間康平を含む総勢12人で友好のピースと共に四国一周のPRと台湾四国ダブル一周の相互交流を促進すべく台湾各所にて記念ジャージの抽選会やオリジナルネックカバーなどを配布するイベントを実施しながら2023年4月16日〜4月23日の期間で台湾一周走破を目指す。

食、人、文化、多くの体験と交流を経て友好のピースは帰国後に愛媛県庁本館前のモニュメントに埋め込まれ完成となる。

サイクルスポーツではこの台湾一周ツアーのレポートをお届けしていく。

四国一周スタート地点0kmモニュメント

筆者・門田(写真右)

四国一周スタート地点0kmモニュメント

台湾一周に向けてパワーをつけるメンバーたち

四国一周スタート地点0kmモニュメント

旅の様子はもちろん、グルメ情報も掲載していく。小籠包はここを持つ! これ基本

 

参考サイト:四国一周サイクリング
https://cycling-island-shikoku.com