中根英登とPOC/FULLMARKSが愛知県・東浦町保育園にヘルメットを寄贈

中根英登とPOC/FULLMARKSは2023年6月7日(水)、愛知県東浦町の子供たち(保育園年長クラス)を対象に、一昨年、昨年と同様にヘルメットの寄贈を行った。

寄贈に先立ち、東浦町の神谷明彦町長へ目録を渡し、自転車を活用した各種活動への意見交換を行った。

中根英登 POC/FULLMARKS

今年4月から日本全国で自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されたが、愛知県では全国に先駆けて2年前からヘルメット着用が努力義務化されている。2年前の愛知県での努力義務化を受け中根はヘルメット寄贈活動を開始し、今年で3年目を迎えた。子供世代だけでなく親世代のヘルメット着用率向上を願い、今回の活動に至っている。

今年も、毎年この活動を支援しているPOC社の日本代理店である有限会社フルマークス(FULLMARKS Inc.)協力のもと、POC社のPOCITO OMNE MIPSを19個寄贈している。

中根英登 POC/FULLMARKS

中根英登 POC/FULLMARKS

中根英登 POC/FULLMARKS

【中根英登のコメント】

「今年でこのヘルメット寄贈活動が3年目を迎えました。今年の4月からヘルメット着用努力義務の施行範囲が全国に広がった事もあり、一般車に乗る方がヘルメットを着用している姿を見受けられるようになりましたが、その中でも先日自宅近くで、ビビットカラーでよく目立つPOCヘルメットを被ったお子さんと、一般車に乗るお母さんもヘルメットを着用して親子で自転車に乗っている姿を見かけました。これまでの活動をしてきて良かったと感じております。

今回の活動にプラスして、今後は自転車の乗り方や公道の走り方を子どもの頃から学べる機会を併せて出来るようにして行けたらと思います。

毎年大府市と愛三工業レーシングチームによる自転車教室、宇都宮ブリッツェンによる数多くの学校での自転車教室、チームブリジストンサイクリングによるヘルメット寄贈など、こういった国内チームの活動を通じて地域の方々の理解と認知度を上げていくことが自転車競技(ロードレース)を日本でメジャースポーツにしていくための大切な活動の一つであると考えております。」

 

【中根英登プロフィール】

2012年よりTeam Nippoにてヨーロッパでの活動を開始。
大学を卒業した2013年より同チームや愛三工業レーシングチームに所属し、アジアやヨーロッパのUCIレースを中心に活動。

2017年からはUCIプロコンチネンタルチーム(現UCIプロチーム)に所属、2021年にはEFエデュケーション・NIPPO(現EFエデュケーション・イージーポスト)に移籍し、日本人選手として6人目となるUCIワールドチーム所属選手となる。また、日本代表としてアジア大会や世界選手権に出場し、特にアジア大会ではチームメイトの銀メダル獲得をアシストしながら自身も5位入賞を果たす。

2022年末に選手を引退し、現在は地元愛知で若手選手へのトレーニングサポートや競技普及活動、ライドイベントやレース解説活動を、また愛三工業レーシングチームで上級アドバイザーを務めている。

中根英登 公式Twitter

Text&Photo:三井至