「レインボーライド」などのイベントを行う、自転車をさらに身近な乗り物に感じてもらうために東京都が推進するプロジェクト「GRAND CYCLE TOKYO（グランドサイクルトーキョー）」。そのアンバサダーであるタレントの武井壮さんと稲村亜美さんが、2023年7月28日、東京都の小池知事を訪れた。

レインボーブリッジと東京ゲートブリッジを走るレインボーライドについて武井さんは、
「レインボーブリッジとかゲートブリッジは、僕が仕事終わりにプライベートで自分に戻るときにドライブで毎日のように走らせていただいている大好きなルートなので、そこを自動車ではなく人力で、自転車で走り抜けられるというのが僕も体験できればいいなと思う」
と話した。

初めて行われる多摩でのロードレース「THE ROAD RACE TOKYO（ザロードレーストーキョー）」について稲村さんは、
「以前自転車ロードレースのツアー・オブ・ジャパンを間近で見せていただいたときに、走りの駆け引きだったりスピード感、安定感も見させてもらって楽しかった経験があるので見られるのがとても楽しみです。集団で駆け抜けてる姿もとても印象的ですし、より多くの方に見ていただきたいと思います」
と語った。

2人は、グランドサイクルトーキョーのイベントやレースに登場するほか、SNSで情報発信を行う。

アンバサダーとして活動する際に着用するポロシャツを小池知事から手渡される武井さん。ポロシャツの背面には名前が刺繍されている

東京都でもタンデム自転車の公道走行が解禁された。小池知事は、「障害のある方や高齢者の方々もうまく乗り分けていただいて、一緒に風を切ることによって楽しんでいただければというふうに思っています」と話した。レインボーライドにはタンデム自転車でも参加でき、また、ザロードレーストーキョーではパラサイクリングレースも行われる