ロードバイクの基礎を学ぼう メンテナンス方法を紹介
目次
機材スポーツであるロードバイクは、ライディングやトレーニングの技術だけでなく、機材に関する知識・技術も必要になってきます。ロードバイクを始めるうえで知っておいた方がいい、機材のメンテナンスに関する作業方法や知識を紹介します。
サドル高さの正しい合わせ方とは?
自転車協会が運営するサイト「ENJOY SPORTS BICYCLE」では、スポーツ用自転車を使ったサイクリングライフに役立つ幅広い情報を、各種掲載しています。新シリーズコラム『自転車のメンテナンス特集』では、ロードバイクの機材セッティングやメカトラブルからの復帰、メンテナンス方法など、自転車いじりの基礎を学べる内容になっています。
ロードバイクに限らずスポーツ用自転車のセッティングにおいて、とても重要で奥が深いものに「サドルの高さ合わせ」があります。シティサイクルの感覚であれば、サドルにまたがって地面に両足がしっかり着く、といった合わせ方をしてしまうかもしれません。ところが実は、これはロードバイクのセッティングとしては適切とは言えないものなのです。
ロードバイクなどのスポーツ用自転車では、適切にサドル高を合わせることで、脚や全身の筋肉を効率的に使うことができるようになります。同じような力で漕いでも、より速く、より快適に走ることができるようになるのです。速く走りたいというスピード志向の人だけでなく、楽しいサイクリングを志向する人にとっても、適切なサドルセッティングは重要なポイントです。
「ロードバイクやクロスバイクのサドルの高さの合わせ方 やり方や注意すべき点を紹介」の記事では、サドルの高さの合わせ方についての基礎知識を解説しています。サドル高の適正値の大まかな求め方も紹介しているので、初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
チェーン落ちのトラブル!どうする?
ロードバイクにおいて身近なメカトラブルに、「チェーン落ち」というものがあります。推進力を伝えるためのチェーンが歯車から脱落して外れてしまうというもので、内装式変速機が主流のシティサイクルではそれほど頻繁には起きませんが、露出した変速ギヤのチェーンを掛け替える外装式変速機を採用しているロードバイクでは、ちょっとした時に起きてしまうトラブルです。
チェーン落ちは、動力の要であるチェーンが外れてしまうわけですから、いくら漕いでも自転車が前に進まなくなってしまいます。「ロードバイクの“チェーン落ち”からの回復方法とコツとは?」の記事では、チェーン落ちが起きた際の対処方法や、その原因と対策についても解説しています。
さて近年、本格ロードバイクではディスクブレーキの搭載が標準的になってきています。安定した制動力を得られるなどメリットも多いですが、従来型のキャリパーブレーキに比べて機構が複雑化して繊細になり、取扱いには注意すべき点も多くなっています。
「ロードバイクのディスクブレーキで“やってはいけないこと”3選」の記事では、ディスクブレーキ搭載の自転車を使う際に知っておきたいポイントについて解説しています。
サイトではこのほかにも、全国各地のサイクリングルート紹介や、MTBフィールド紹介、自転車関連の著名人インタビューなど、さまざまな角度からスポーツ用自転車を楽しむコンテンツを各種掲載しています。ぜひご覧ください。