バーレーン ヴィクトリアスはジャパンカップに何台バイクを持ってきている?

目次

サイクルスポーツ本誌連載「アレ!アレ!ユキヤ」を担当する番記者・大前 仁が、ジャパンカップ参戦のために来日したバーレーン ヴィクトリアスの模様を追う。

メインバイクとスペアバイク

2023ジャパンカップバーレーンヴィクトリアス

メカニックの一人はポジティーボの永井孝樹

選手たちが使う5台のメリダ。フレームはリアクトとスクルトゥーラを、ホイールはビジョンのメトロン45SLと60SLを選手によって使い分けている。チームはスペアバイクも5台持ってきており、メカニックは合計10台の自転車をメンテしている。バイクの状態は当然のことながら非常によく、メンテする必要がないほど。ただ1台、アジア大会で使われたユキヤのバイクはメカニックがチェック中に手を止め、クイックリンクを外してチェーンを交換していた。

 

2023ジャパンカップバーレーンヴィクトリアス

新城幸也のスクルトゥーラ

2023ジャパンカップバーレーンヴィクトリアス

ヘルマン・ペルンスタイナーのスクルトゥーラ

2023ジャパンカップバーレーンヴィクトリアス

アドアルド・ザンバニーニのスクルトゥーラ

2023ジャパンカップバーレーンヴィクトリアスブラッティのバイク

ニコロー・ブラッティのリアクト

2023ジャパンカップバーレーンヴィクトリアス

セルジオ・トゥのリアクト

 

「飛行機での移動で壊れる可能性もあるので、リヤディレイラーやサドルなど、すべての部品は2個ずつ持ってきている。それに、初日のクリテリウムで落車が起きる場合もあるしね」とメカニックのデジャンが言う通り、スペア機材を入れた大きなトランク(32kgと書かれている!)にはフロントフォークを含めパーツがぎっしり。チェーンは5、6本持ってきているそうだ。

2023ジャパンカップバーレーンヴィクトリアス

もう一人のメカニック、デジャン

2023ジャパンカップバーレーンヴィクトリアス

クランクはペルンスタイナーのみ170mm、他は172.5mm。もちろんチェーンリングやスプロケットは何種類もの歯数を持ってきているという。ワールドチームの凄さというか、欧州外でのレースにもこんな準備をそろえてくるというのを強く実感した。

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