2023JBMXF大東建託シリーズ第7戦 中林凌大がシリーズタイトル確定!女子は瀬古遥加が優勝
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JBMXF大東建託シリーズ第7戦が2023年10月21日(土)~10月22日(日) 、岩手県大船渡市で開催された。
今季よりJBMXF大東建託シリーズに加わった本大会の舞台である三陸BMXスタジアム Bridge Craw Racing Circuitは、2020年に旧甫嶺(ほれい)小学校の校庭部分と隣接する休耕地を利用して完成したものだ。記念すべき初開催大会の最高峰の男女チャンピオンシップカテゴリーで中林凌大と瀬古遥加がそれぞれ優勝した。
チャンピオンシップ男子
6人のエントリーで3レースの合計フォーマットで争われたチャンピオンシップ男子には、開幕戦から4連勝を達成した中林凌大がエントリー。
優勝候補筆頭の中林だったが、1レース目で4位フィニッシュする波乱の展開でレースがスタート。さらに2レース目をトップで第1コーナーに入るものの転倒し2位。3レース目でトップフィニッシュし、辛くも今季5勝目を達成した。その結果、3年連続となるJBMXF大東建託シリーズのタイトルを確定させた。2位には山口大地、3位には菊池雄が入った。
2023JBMXF大東建託シリーズ第7戦岩手大会 チャンピオンシップ男子リザルト
優勝 中林凌大(日本体育大学/秩父BMX協会)
2位 山口大地(モトクロスインターナショナル/新潟県BMX協会)
3位 菊池雄(SUPERCROSS JAPAN/神奈川県BMX協会)
優勝した中林凌大のコメント:
「3レース目は得意なインコースからのスタートだったので自信をもって臨んだ。2レース目のコーナーで転倒してしまったので、タイヤを滑らせない走りを心がけた。3レースを通じて納得のレースではなかったが、結果につなげることができた。まだ1戦残っているがシリーズタイトルを獲得して、来季はもっと海外に出て戦っていきたい。初開催のこのコースは合宿などで子どもたちに教えていたこともあり思い入れがあった。このコースでチャンピオンを決められてとてもうれしい。 」
チャンピオンシップ女子
チャンピオンシップ女子は2人のエントリーとなったため、チャレンジカテゴリーの女子13-14歳カテゴリーと統合してレースが行われた。
3レース合計のフォーマットで今季初出場の瀬古遥加がすべてトップでフィニッシュし優勝した。瀬古の優勝は2017年の11月に開催されたUCIひたちなかBMX国際 JBMXFシリーズ第6戦 茨城大会以来で6年ぶりの優勝だった。2位には岡本彩桜が入った。
2023JBMXF大東建託シリーズ第7戦岩手大会 チャンピオンシップ女子リザルト
優勝 瀬古遥加(IRC TIRE/中部BMX協会)
2位 岡本彩桜(バンピーパス/茨城県BMX協会)
優勝した瀬古遥加のコメント
「チャンピオンシップで走っているが社会人になるなど環境も変わるなかで、長い間勝てていなくて、久しぶりの優勝がとてもうれしい。今回は13歳と14歳のカテゴリーも統合されたレースでプレッシャーもあったが、すべてトップフィニッシュできてほっとしている。このコースは小さい子どもにとって走りやすいコースで、ここからBMXをはじめた選手も多い。このコースでスキルアップして海外でも活躍できる選手が出てくると感じている。」
約30人の地元選手が出場
三陸BMXスタジアム Bridge Craw Racing Circuit を拠点とするクラブチームがSTREET MONSTERだ。4歳から50代まで64人の選手が在籍し、本大会には30人ほどの選手が出場。日頃から練習しているコースで培ったスキルを思う存分発揮してレースを楽しんだ。コースの完成から3年が経ちBMXレーシングはしっかりとこの地に根付いている。 本
BMX体験会を開催
三陸BMXスタジアムには旧校舎の体育館を活用したBMXパークが整備されている。このスペースを利用した特設スペースで、BMX体験会が同時開催された。体験会のナビゲーターを務めたのはJBMXF公式アンバサダーの早川優衣さん。参加者たちはBMXの魅力を満喫していた。
大会概要
大会名:2023 JBMXF大東建託シリーズ第7戦 岩手大会
開催場所:三陸BMXスタジアム Bridge Craw Racing Circuit(岩手県大船渡市)
開催期日:2023年10月21日(土)~10月22日(日)
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:東北BMX 協会 公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
協力:岩手県自転車競技連盟、株式会社三陸アクティブ、合同会社TXF
後援:岩手県沿岸広域振興局、大船渡市、大船渡市スポーツ協会(順不同)
全日本BMX連盟オフィシャルパートナー
大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
https://team-daito.com/