女子Qリーグ、中学生Nリーグ2023-2024 第12戦&第13戦・速報レポート

サイクルロードレースの女子リーグ「クイーン・リーグ(Qリーグ)」、中学生リーグ「ニュー・エイジ・リーグ(Nリーグ)」2023-2024シーズン第12戦:ウインターサイクルマラソン inそでがうら 2023、第13戦:大磯クリテリウム第2戦が2023年11月18日(土)、19日(日)に連日開催された。

QNリーグ2023-2024第12戦&第13戦

シリーズ第13戦:大磯クリテリウム第2戦・中学生男子クラス。レーススタートを待つ出場選手たち photo: yuki_asato

 

初日の「そでがうら」大会は夏と冬の年2回、千葉県は袖ヶ浦フォレストレースウェイでの恒例ロードレースとなっており、特に冬の大会ではエンデューロだけでなくサイクルマラソンも開催されている。

リーグでは初のシリーズ戦組み入れとなり、Nリーグ中学生男子Nは中学生クラス、中学生女子NWはレディースクラス、Qリーグは長い距離のレースに挑戦できる2時間エンデューロを対象にした。

QNリーグ2023-2024第12戦&第13戦

中学生クラスでは Nリーグ選手達が活躍!終始レース展開を作り、リードをしていた(photo: Yosuke SUGA)

QNリーグ2023-2024第12戦&第13戦

レディースで優勝した小田島寛奈(左)と 2位の岡田(右)はレース仲間で最高のライバル!(photo: Yosuke SUGA)

 

朝から風が非常に強く気温が上がらない寒い中、中学生クラスでは「出場レース全てで勝ってポイントリーダーを守りたい」と宣言した落合隼がレース優勝し、有言実行を果たした。

また、レディースクラスはライバル同士の直接対決となり、惜しくも負けたものの 2位入賞した岡田愛裕來がポイントリーダー防衛に成功した。 翌日の「大磯クリテ」大会は地元に密着したクリテリウムレースの2戦目ということもあり、晴天のなか今回も多くのロードレーサーが参戦した。

リーグ対象クラスは Qリーグが「女子スポーツ」、Nリーグ中学生男子Nは「中学生男子」、そしてNリーグ中学生女子NWは新設クラス「中学生女子」に設定し、中学生男子レースでは前日に続くリーグシリーズ戦連覇を落合が見事に決めた。

更に中学生女子では岡田が優勝、女子スポーツでは岡本は入賞を逃したものの4位となり、ポイントリーダー授与式では女子ライダーの現状を訴え、観客への素晴らしいアピールを披露してくれた。

QNリーグ2023-2024第12戦&第13戦

中学生男子、難しい展開から見事優勝した落合。この溢れる自信をシリーズ最後まで貫いてほしい(photo:gg_kasai)

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ポイントリーダー授与式で女子ライダーの現状を観客に訴えたQリーグリーダーの根本は、自転車女子選手の活躍拡大も大切な役目だと自覚している(photo: yuki_asato)

 

<写真左より Qリーグ根本、Nリーグ落合、NW岡田の各・最新ポイントリーダー>

 

Qリーグポイントリーダー:アメジストジャージ、Nリーグポイントリーダー:バトルマリンジャージ
提供:Bioracer(ビオレーサー)

アスリチューン賞 Qリーグ(高校生以上女子)リーダー:根本香織(Team一匹狼)・216p
ランキング 2位:蒲原琴音(Team一匹狼)・55p
ランキング 3位:小田恵利花(フィッツ)・28p

RxL賞 Nリーグ・N(中学生男子)リーダー:落合隼・196p
ランキング 2位:渡邉公太(ブラウ・ブリッツエン U15)・134p
ランキング 3位:岡田來毘(ブラウ・ブリッツエン U15)・91p

EXLUB賞 Nリーグ・NW(中学生女子)リーダー:岡田愛裕來(ブラウ・ブリッツエン U15)・187p
ランキング 2位:小田島寛奈(#1-PRIMERA-)・112p
ランキング 3位:..千智(High Ambition女子サイクリングアカデミー)・60p

※ランキングにおいて同点者が出た場合、最新のレース着順が優位の選手を上位とする。

※最終戦終了時において、同点者が出た場合は、最終戦直前のランキングで優位の選手を上位とする。

※後日、各シリーズ戦の詳細レポートを迫真のレース写真とともに紹介するので、お楽しみに。

来年2月と3月開催の残り2戦となったシリーズ戦を闘うQリーグ、そして Nリーグの選手達に乞うご期待ください!