故郷・石垣島に「新城幸也ロード」設置へ
10月のジャパンカップで帰国し、さいたまクリテリウムをはじめ全国各地でイベントやトークショーと日本での時間を過ごしてきた新城幸也は、12月5日に自宅のあるアンドラに戻り、6日~スペインで行われるバーレーン ヴィクトリアスのトレーニングキャンプに合流し、いよいよ来シーズンに向け始動する。
ヨーロッパに戻る直前のスケジュールで石垣島に帰郷して、石垣市が2024年に設置する「新城幸也ロード」の全容とそれにまつわる関連事項の話し合いを行った。
実行委員会からのプレスリリースは以下のとおり。
2023年11月30日(木)、プロ・ロードレーサー新城幸也が故郷の石垣市役所を訪れ打合せを行った。内容は石垣市が2024年に設置する「新城幸也ロード」の全容とそれにまつわる関連事項の確認。
これは日本人で初めて近代ツール・ド・フランスを含む三大グランツール全てを完走し、三度のオリンピックにも出場するなど、活躍し続ける新城幸也選手の功績を讃え、石垣市が2024年に設置を目指すもので、多数の自転車競技選手を輩出してきた「自転車の聖地、石垣島」を代表するサイクルツーリズムのシンボルとして「新城幸也ロード」を活用してもらうためのものとなっている。
今後「新城幸也ロード」については、コースの全容、それを用いたサイクリングイベント(レース)、また石垣市が推進するeスポーツ事業との連携などを発表する。
先に石垣市との友好都市10周年を迎え、岩手県北上市に設置された「きたかみ新城ロード」は大きな手本となっており、今後、この両「新城ロード」を絡めた取り組みも検討されている。
新城幸也のコメント:
『故郷に自分の名前のついたロードコースができるなんて、本当に嬉しいですし、とても光栄です。選手として、現役の時に実現するなんて思っていなかったので、楽しみで待ちきれません! 来年の設置に向け、各方面の皆様にご協力、ご尽力いただき、ありがとうございます。皆さんも、楽しみに待っていてください! 完成した際はぜひ自転車とともに私の育った石垣島を満喫してください。安全を守って楽しんでくださいね!』