ビルバオ総合10位、新城も無事フィニッシュ イツリア・バスクカントリー2024 第2ステージ
スペイン・バスク州で開催中のステージレース『イツリア・バスクカントリー2024(UCIワールドツアー)』第2ステージは、スペインとフランスの国境の町、イルンをスタートし、バスク海岸に沿うように北上し、フランスに入り、フランス領のバスク地域の町、カンボにフィニッシュする160km。
コースのほとんどがフランス領土内で、スタートから終始細かいアップダウンが繰り返される、のこぎりの刃のようなコースレイアウトに加え、強い風、終盤につれ、小雨がぱらつく天候が選手を苦しめる。
フィニッシュが近付くにつれ集団内で落車が起こるナーバスな展開。チームバーレーン・ヴィクトリアスとしては残り3kmまで安全にエースを集団で運ぶことが最優先となるなか、フィニッシュまで残り2kmでも落車が発生し、集団は分断されてしまう。
チームのエース、ペリョ・ビルバオ(スペイン)は先頭集団でフィニッシュし、総合10位にランクアップ、新城は113位で無事にフィニッシュしている。
新城幸也のコメント:
「今日はスペインではなく、フランスでのコースとなった第2ステージ。スタートは晴れていたが、半分を過ぎた辺りから雨が降り始めて、集団は一気にナーバスに…。残り5kmで大きな落車、残り2kmでも落車があり、スプリントステージになるかと思われたが、総合上位選手も巻き込まれて荒れた結果となってしまった。
チームとしてもサンティアゴ(ブイトラゴ)がタイムを失ってしまった。雨が降り始めて、終始ごちゃごちゃした慌ただしい集団の中で、チームのためにこれといって働くことが出来なかった一日…明日はもっと気を引き締めて、サポートしないとね!」