ブイトラゴ区間6位、前半動いた新城は最終グループでフィニッシュ イツリア・バスクカントリー2024 第5ステージ

スペイン・バスク州で開催中のステージレース『イツリア・バスクカントリー2024(UCIワールドツアー)』。

第5ステージは、このレース恒例のバスク州の州都・ビトリアをスタートし、バスク地方中西部の山岳地帯・ウルキオラ自然公園を超え、西岸のビルバオにほど近いアモレビエタ・エチャノにフィニッシュする176kmのコース。前日の大落車の影響でエースを失ったチームがアタック合戦を繰り広げ、レースは終始ハイスピードで落ち着かない展開。

最初の山岳ポイントをきっかけに集団はシャッフルされ、人数を減らしながらフィニッシュへと向かうなか、サンティアゴ・ブイトラゴ(コロンビア)らチーム・バーレーンヴィクトリアスが果敢に仕掛ける。

レースは35人ほどの集団スプリントとなり、6位にブイトラゴ、そして7位にペリョ・ビルバオ(スペイン)が入った。前半のハイスピードの展開で動いていた新城幸也は、最終グループの中、140位でフィニッシュしている。

新城幸也 イツリア・バスクカントリー2024 第5ステージ

沿道の声援を受けながら2級山岳を超えていく新城 Photo:Miwa IIJIMA

新城幸也 イツリア・バスクカントリー2024 第5ステージ

最終グループでフィニッシュを目指す新城 Photo:Miwa IIJIMA

 

新城幸也のコメント:
「今日のステージは速かった。チームプランは逃げにニキアス(アルント)を乗せること。 しかし、レースはスタートからアタックが止まることなく続き、82km地点にある2級山まで、逃げはできなかった。アベレージ52km/hぐらいだったと思う。

自分は2級山岳で集団から遅れてしまい、残りを10人程のグルペットでゴールを目指した。 毎日が全力なのが、バスクカントリーらしいレースと言えば、それまでだ、、、 ペースがまた1段と速くなっていると感じている。 先頭走るにはフロントギヤは55じゃないと足りない(苦笑)

明日はいつもどおりの上りと下りしかない、キツいキツい最終ステージ。 どこまで集団に留まれるか、毎年のチャレンジをするしかない。」

 

レース公式HP
Itzulia 2024 — Itzulia Basque Country