ビルバオ総合6位、新城は激坂区間でリタイア イツリア・バスクカントリー2024 最終ステージ
『イツリア・バスクカントリー2024（UCIワールドツアー）』最終日の第6ステージは、このレースでは欠かせない、毎年必ずコースに含まれるギブスコア県エイバル町を発着とする137.8kmのショートステージ。ショートステージとはいうものの、137.8kmで獲得標高は3,472kmに及ぶ山岳ステージ。
スタート時から時おり突風に見舞われる風の強い一日。スタートして、3級山岳を超え、すぐに1級に入り、2級、1級、3級、1級、3級と7つの山岳ポイントごとに選手たちはふるいにかけられていく展開。
チームバーレーン・ヴィクトリアスはペリョ・ビルバオ（スペイン）の総合成績が一つでも上がることを目指して走り、新城幸也を含むアシスト勢が激坂区間で脱落していくなか、この日もサンティアゴ・ブイトラゴ（コロンビア）が果敢に攻めるレースを見せる。
結果はビルバオが6位まで総合成績を上げ、ブイトラゴも総合11位に入った。新城は途中リタイアしている。
集団前方での2つ目の1級山岳を超えていく新城 Photo：Miwa IIJIMA
4つ目の1級山岳で遅れだす新城 Photo：Miwa IIJIMA
新城幸也のコメント：
「バスクカントリーの最終ステージはいつも良い思い出がないんだけど、、、今年は例年よりは集団に残ることが出来て、良い感触だった。 でも、コース中盤にある5km、10%アベレージの坂はキツすぎて、そこでレースが終わった。
バスクの応援はいつも名前で呼んでくれるのが嬉しいね！今日、20分間は今年のベストパフォーマンスだったし、これからのレースも楽しみになった。」
