第47回チャレンジサイクルロードレースでさいたま佐渡サンブレイブの吉岡直哉が優勝

4月14日(日)に開催された「第47回チャレンジサイクルロードレース」にて、さいたま佐渡サンブレイブの吉岡直哉が優勝した。5年前の大怪我を乗り越え、2017年以来7年ぶりに掴んだ勝利となる。

第47回チャレンジサイクルロードレースでさいたま佐渡サンブレイブの吉岡直哉が優勝

チャレンジサイクルロードレースは、静岡県伊豆市にある日本サイクルスポーツセンターで行われた。男子エリートには84人が出走。サンブレイブからは吉岡直哉、宇賀隆貴、白尾雄大、鈴木道也の4人が参戦した。

例年より距離が少し伸び、79kmでレースは行われた。コースの起伏が激しく毎年サバイバルなレース展開になることが多い。

レースがスタートするとアタック合戦が始まり、常にハイペースな状態で周回を重ねていく。このとき白尾と宇賀がアタックに反応する動きをして、チームが後手に回らないように立ち回る。

第47回チャレンジサイクルロードレースでさいたま佐渡サンブレイブの吉岡直哉が優勝

前半のハイペースにも落ち着いて対応する吉岡と宇賀

 

5周を完了したあたりで白尾、鈴木の2人が集団から遅れてしまう。白尾はアタックに反応する動きで体力を消耗してしまっていた。サンブレイブは、残った吉岡と宇賀に勝負を託すこととなった。

8周目、中盤に入るとレースが動く。9人の選手が先行し、逃げを形成した。この逃げにサンブレイブからはエースの吉岡が入った。宇賀はメイン集団で待機。逃げとメイン集団とのタイム差は最大で1分以上も広がった。

第47回チャレンジサイクルロードレースでさいたま佐渡サンブレイブの吉岡直哉が優勝

逃げながらも笑顔で余裕を見せる吉岡

 

このまま逃げ切りかと思われたが、残り2周になると宇都宮ブリッツェンを中心にメイン集団がペースアップ。一気に逃げとのタイム差を詰めてきた。逃げ集団でも優勝を意識してアタックが頻発した。

最終周回、ついにメイン集団が逃げを吸収。勝負は最後の上り坂で決まることとなった。スプリントする余力を残して走っていた吉岡が残り100mからスパートをかけ、そのまま他の選手に先頭を譲らずフィニッシュ。勝利のガッツポーズと雄叫びを上げた。

第47回チャレンジサイクルロードレースでさいたま佐渡サンブレイブの吉岡直哉が優勝

 

 

第47回チャレンジサイクルロードレース

会場:日本サイクルスポーツセンター 5kmサーキット

開催日:2024年4月14日(日)

カテゴリー:ME/レース距離79km

リザルト
優勝 吉岡直哉(さいたま佐渡サンブレイブ)
2位 ジェシット・シエッラ(宇都宮ブリッツェン)
3位 ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン)
18位 宇賀隆貴(さいたま佐渡サンブレイブ)

DNF 鈴木道也(さいたま佐渡サンブレイブ)
DNF 白尾雄大(さいたま佐渡サンブレイブ)

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