NIPPO初山が現役引退を発表 ジロ・デ・イタリアで逃げるなど活躍
NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネの初山翔が現役引退を発表した。今年のジロ・デ・イタリア第3ステージで144kmのロングエスケープを決めたことも記憶に新しい。
2011年に宇都宮ブリッツェンでプロデビューし、8年の現役生活に終止符を打った。2016年に全日本選手権を制し、全日本チャンピオンに。その後2018年に現チームに加入した。
初山のコメント(チーム発表より)
まずこのような時期まで皆様へのご報告が遅れたこと、大変申し訳なく思っております。来季の活動について皆様にお尋ねいただいたとき、うやむやな回答しかできずにとても心苦しかったです。ご容赦ください。しかし急遽決めたことではなく、時間をかけながら考え、決断したことです。ですので、とても前向きな気持ちでこのタイミングを迎え入れることができました。
特にこの2年間は選手を目指したときからの目標であった欧州プロチームの一員として活動することができました。幸せな選手生活であったと心から思っております。皆様のおかげです。到底ひとりではたどり着けない大舞台をいくつも経験させていただきました。今までご支援、ご声援いただいたすべての皆様に心から御礼申し上げます。また今後もサイクルスポーツは趣味として続けていければと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。