新城はチームオーダーどおり役割を果たし84位でフィニッシュ エシュボルン・フランクフルト2024
新城幸也(バーレーン ヴィクトリアス)は5月1日(水)、ドイツ・フランクフルトで行われたUCIワールドツアーの1Dayレース『61th Eschborn-Frankfurt(第61回エシュボルン・フランクフルト)』に出場した。
ドイツの自転車ウイークに合わせて毎年メーデーに開催されることでお馴染みとなったドイツ最大のサイクルロードレース、エシュボルン・フランクフルト。
レース名のとおりエシュボルンをスタートし、丘陵地帯を周回しながらフランクフルトの中心地にフィニッシュする201.5km、獲得標高も3000m近くに達するコース。天候にも恵まれ、汗ばむ気温となったこの日、フランクフルトでは至る所でキッズレースや様々なサイクルイベントが開催され、レースはドイツ自転車祭りのメインイベントとして多くの観客を集めた。
チームはエース格のジャック・ヘイグ(オーストラリア)が発熱のため出走できず6人での参戦となり、勝負どころの山岳で集団が分断、先頭集団にはワウテル・プールス(オランダ)ひとりだけになってしまうという苦戦を強いられるる。
新城は前半から集団前方で仕事をこなし、集団が分裂した後も捨て身で前の集団を追ったが先頭集団には届かず、チームの最高位はプールスの35位という結果に終わった。新城は84位でフィニッシュしている。
新城幸也のコメント:
「先週のレースからの温度差がすごかった。サイクルコンピューターでは最高31℃、平均28℃の良い天気だった。やはり、寒いよりは暑い方が調子が良い(笑)
チームオーダーどおりにキーポイントでは常に集団前方に位置し、役割を果たしたのだが、チームとしては長い上りでのペースアップで第1集団にワウテル・プールス1人だけになってしまい残念な1日となってしまった。
分断した第2集団にはチームの若手スプリンター、マテウジュ・ゴヴェカル(スロベニア)がいたので、自分は第2集団の牽引に加わったが追いつくことはなかった。第2集団のスプリントで先頭をとっていたので、追い付いていればもっと良い結果になっていただろう…。しかしそれがレース。今回も急遽呼ばれたフランクフルトだったが、調子良く走れてホッとしている。
次のレースも予定になかったツール・ド・ハンガリーが入り、前半の休暇が毎週、延びている(笑) レースがあって、調子良いのは良いことなので、初めて足を踏み入れる国、ハンガリーも楽しみたい。」
新城の次のレースは2024年5月8日(水)〜12日(日)までハンガリーで開催される5日間のステージレース、プロツアー『ツール・ド・ハンガリー2024』となる。
ツール・ド・ハンガリー2024は、J SPORTSでハイライト放送予定
https://www.jsports.co.jp/cycle/
J SPORTS エシュボルン・フランクフルト特設サイト
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