BMXフリースタイルオリンピック予選シリーズ2024上海大会で中村輪夢９位

2024.05.20
レース

photo Naoki Gaman／Japan Cycling Federation

2024年5月17日(金)〜18日(土)、中国・上海で開催されたOlympic Qualifier Series（オリンピック予選シリーズ）上海大会に、BMXフリースタイル日本代表として中村輪夢、溝垣丈司、内藤寧々の３人が出場した。

BMXフリースタイルオリンピック予選シリーズ2024上海大会

初開催となるオリンピック予選シリーズ。BMXフリースタイルは、上海・ブダペストの2戦で各50ポイント・合計100ポイントをかけて予選・決勝が行われる。Top6のライダーにパリオリンピック出場権が渡されるとあり、緊張感に包まれて開幕した。難しいパーク設計で、公式練習から乗りこなしに苦戦するライダーも多く見られた。

18日(土)に行われた上海大会決勝は前日予選を勝ち抜いた12人で行われ、中村は予選8位通過で決勝進出していた。

中村は「バックフリップバースピンバーバック」からのさらなるコンビネーションで新技を狙うも、1本目のランではメイクできずポイントは84.00。表彰台を目指すには90ポイント台が必要ななか、2本目は攻めに出て新技「バックフリップバースピンバーバック to ターンダウン」をメイクした。しかしその次のトリックで転倒してしまいランを中断したことで得点は伸びず、1本目の得点が採用され9位でフィニッシュした。

溝垣は予選から持ち味のライディングスキルで難しいパークを乗りこなし「180 to フェイキー」など独自のスタイルも見せ15位、内藤はテールウィップを2本ともスムーズにメイクし16位で大会を終えた。