2024JBMXF大東建託シリーズ第3戦つくば大会 昨年王者の中林凌大が今季初勝利
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JBMXF大東建託シリーズ第3戦つくば大会が2024年6月1日(土)〜2日(日) 、茨城県つくば市のサイクルパークつくばで開催された。
最高峰カテゴリーのチャンピオンシップ男子は昨年の年間王者である中林凌大が今季初優勝を果たした。女子の最高峰カテゴリーは、チャンピオンシップ女子とガールズ15歳オーバーとの統合で実施され、チャンピオンシップ女子は瀬古遥加、ガールズ15歳オーバーは西村寧々花が優勝した。
チャンピオンシップ男子
今季よりJBMXF大東建託シリーズのレースカレンダーに加わったつくば大会。開催地となるのは昨年11月にオープンしたサイクルパークつくばだ。
本大会を制したのはこのサイクルパークつくばをホームコースとする弱虫ペダルサイクリングチームに今シーズンより加入した中林凌大。3年連続でJBMXF大東建託シリーズのシリーズタイトルを獲得している中林は今季の開幕戦を欠場。続く第2戦も転倒により6位に終わっているだけに、所属チームのホームコースで開催される今大会は4年連続のタイトル獲得に向けて絶対に勝ちたい1戦だった。
中林は3回走った総合成績で決勝進出が決まるモトで、1本目こそ4位フィニッシュとなるものの、2本目と3本目をトップでフィニッシュ。雨の降るなかでの決勝レースでも好スタートから第1コーナーでトップに立つと、続いた岡倖吉と岸龍之介の追い上げを許さず、トップでフィニッシュラインを通過。3戦目にして今季初優勝を決めた。2位には岡倖吉、3位に岸龍之介が入った。
チャンピオンシップ男子表彰式
優勝 中林凌大(弱虫ペダルサイクリングチーム/秩父BMX協会)
2位 岡倖吉(Nologo Racing Japan/神奈川県BMX協会)
3位 岸龍之介(モトクロスインターナショナル/東京都BMX協会)
優勝した中林凌大のコメント:
所属先の弱虫ペダルサイクリングチームの本拠地で今季初優勝を達成できて素直にうれしい。雨のなかでの決勝レースだったが、条件は皆同じなのでミスをしない走りを心がけたのが勝利につながったと思う。応援の声も力になった勝利だった。勝てる実力はあるので、今後のレースを落とさないように集中して臨んでいきたい。
チャンピオンシップ女子、ガールズ15歳オーバー統合カテゴリー
女子の最高峰カテゴリーであるチャンピオンシップ女子は、昨年の岩手大会で優勝した瀬古遥加のみの出走となったため、ガールズ15歳オーバーと統合され6人のライダーによる3レース合計のフォーマットで実施された。
このレースでトップ争いを繰り広げたのが15歳オーバーの西村優々花と中村真唯。1本目と2本目をトップでフィニッシュした西村優々花が優勝。3本目をトップフィニッシュした中村真唯が2位となった。3位には3位、4位、3位でフィニッシュした早川優衣が入った。別表彰の規定によりチャンピオンシップ女子は瀬古遥加の優勝となった。
チャンピオンシップ女子
優勝 瀬古遥加(中部BMX協会)
ガールズ15歳オーバー
優勝 西村優々花(関西BMX競技連盟)
2位 中村真唯(広島県BMX協会)
3位 早川優衣(岡山県BMX協会)
UCI 2024 BMXレーシングワールドチャレンジ入賞者を表彰
5月12日〜15日にアメリカ・ロックヒルで開催されたワールドチャレンジ大会で決勝進出を果たした選手を対象とした全日本BMX連盟からの表彰が開会式で行われた。
表彰対象となったのは同大会で決勝進出した6人の選手のうち、全日本BMX連盟登録選手で本大会にエントリーした4人の選手。記念品として写真入りのパネルが贈られた。
またワールドチャレンジ大会決勝進出選手は、来年の同大会までの1年間を順位の数字にWの頭文字を付与した通称「Wゼッケン」を装着してレースを戦うこととなる。
表彰された選手たちは今大会でも実力を発揮して各クラスで全員が優勝の結果を残した。
大会概要
大会名:2024 JBMXF大東建託シリーズ第3戦 つくば大会
開催期日:2024年6月1日(土)〜6月2日(日)
開催場所:茨城県つくば市 筑波山ゲートパーク内 サイクルパークつくば
主催:一般社団法人全日本BMX連盟
主管:東京都BMX協会
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
協力:茨城県自転車競技連盟、茨城県BMX協会、つくばワイナリー(株式会社カドヤカンパニー)、サイクルパークつくば
後援:茨城県、茨城県スポーツ協会、茨城県教育委員会、つくば市、つくば市教育委員会(順不同)
協賛:大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
全日本BMX連盟オフィシャルパートナー:大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
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