クリテリウム・デュ・ドーフィネ2024 第２ステージはマウヌス・コートが制して総合首位
フランスで開催中の第76回クリテリウム・デュ・ドーフィネ（ＵＣＩワールドツアー）は、6月3日にガナからコル・ド・ラ・ロージュまでの142kmで、丘越え区間の第２ステージを競い、デンマークのマウヌス・コート（ウノエクス モビリティ）が区間優勝して総合リーダーのマイヨ・ジョーヌを獲得した。
マウヌス・コートが霧の中のゴールスプリントでログリッチを打ち負かした (©SprintCycling)
区間2位はスロベニアのプリモシュ・ログリッチ（ボーラ・ハンスグローエ）、3位は米国のマッテーオ・ヨーゲンソン（チーム ヴィスマ・リースアバイク）だった。
単独で逃げ続けたアルミライユはゴールまで残り150mで捕まってしまった (photo : A.S.O. /Billy Ceusters)
第２ステージはゴールまで残り10.7kmのコル・ド・ラ・クロワ・ラドレ（カテゴリー３）のふもとで、逃げグループから地元フランスのブリュノ・アルミライユ（デカトロン・ＡＧ２Ｒラモンディアル）がアタックし、単独でゴールを目指した。しかし、彼はウノエクス・モビリティが引くメイン集団にゴール手前150mで吸収されてしまった。最後は霧の中のゴールスプリントになり、マウヌス・コートが圧勝した。
この日、マイヨ・ジョーヌを着ていたデンマークのマス・ピーダスン（リドル・トレック）は、ゴールまで残り7.4kmでメイン集団から遅れ、4分18秒遅れでゴールした。
■区間優勝して総合首位になったマウヌス・コートのコメント
「確かに素晴らしい。このドーフィネは本当に大きなレースだからね。今年はウノエクスと契約したが、シーズンのスタートは最高ではなく、ちょっと苦戦して良い成績が得られなかった。その後、ティレーノで怪我をした。だからここで復帰して区間優勝したのは素晴らしいよ」
マウヌス・コートが総合首位になってマイヨ・ジョーヌを獲得した (photo : A.S.O. /Billy Ceusters)
■第２ステージ結果
［6月3日／ガナ～コル・ド・ラ・ロージュ／142km］
1. MAGNUS CORT NIELSEN (UNO-X MOBILITY / DEN) 03h 21′ 42”
2. PRIMOZ ROGLIC (BORA – HANSGROHE /SLO)
3. MATTEO JORGENSON (TEAM VISMA | LEASE A BIKE / USA)
4. GIULIO CICCONE (LIDL-TREK / ITA)
5. OIER LAZKANO (MOVISTAR TEAM / ESP)
6. DYLAN TEUNS (ISRAEL – PREMIER TECH / BEL)
7. LUKAS NERURKAR (EF EDUCATION – EASYPOST / GBR)
8. CLÉMENT CHAMPOUSSIN (ARKEA-B&B HOTELS / FRA)
9. ROMAIN GREGOIRE (GROUPAMA-FDJ / FRA)
10. GUILLAUME MARTIN (COFIDIS / FRA)
71. MADS PEDERSEN (LIDL-TREK / DEN) +04′ 18”
■第２ステージ後の総合成績
1. MAGNUS CORT NIELSEN (UNO-X MOBILITY / DEN) 07h 23′ 02”
2. PRIMOZ ROGLIC (BORA – HANSGROHE /SLO) +0:04
3. MATTEO JORGENSON (TEAM VISMA | LEASE A BIKE / USA) +0:06
4. BRUNO ARMIRAIL (DECATHLON AG2R LA MONDIALE TEAM / FRA) +0:08
5. CLÉMENT CHAMPOUSSIN (ARKEA-B&B HOTELS / FRA) +0:10
6. DEREK GEE (ISRAEL – PREMIER TECH / CAN) +0:10
7. OIER LAZKANO (MOVISTAR TEAM / ESP) +0:10
8. KRISTS NEILANDS (ISRAEL – PREMIER TECH / LAT) +0:10
9. JUAN AYUSO (UAE TEAM EMIRATES / ESP) +0:10
10. JACK HAIG (BAHRAIN VICTORIOUS / AUS) +0:10
