クリテリウム・デュ・ドーフィネ2024 クイーンステージの第7ステージはマイヨ・ジョーヌのログリッチが区間連勝

  • photo A.S.O. /Billy Ceusters / ©SprintCycling

フランスで開催中の第76回クリテリウム・デュ・ドーフィネ(UCIワールドツアー)は、6月8日にアルベールヴィルから標高1634mでカテゴリー超級のサモエンヌ1600頂上までの155.3kmでクイーンステージの第7ステージを競い、総合リーダーのマイヨ・ジョーヌを着たスロベニアのプリモシュ・ログリッチ(ボーラ・ハンスグローエ)が区間連勝した。
 

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マイヨ・ジョーヌのログリッチがクイーンステージを制した (©SprintCycling)

 
区間2位は同タイムで米国のマッテーオ・ヨーゲンソン(チーム ヴィスマ・リースアバイク)、3位は2秒遅れでイタリアのジューリオ・チッコーネ(リドル・トレック)だった。

第7ステージは122選手がスタート。最初のカテゴリー1の峠から逃げていたマルク・ソレル(UAEチーム・エミレーツ)が、集団に2分差を付けて最後のサモエンヌ1600を単独で上り始めた。しかし、彼はアレクサンドル・ヴラソフ(ボーラ・ハンスグローエ)が引くマイヨ・ジョーヌ集団にゴールまで残り2kmで捕まってしまった。
 

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前日に続いてこのステージも終盤までログリッチを引き続けたヴラソフ (photo : A.S.O. /Billy Ceusters)

 
ヴラソフが集団の先頭を引き続けた後、ゴールまで残り600mでサンティアゴ・ブイトラゴ(バーレーン・ヴィクトリアス)がアタックしたが成功せず、残り200mでスパートしたマイヨ・ジョーヌのログリッチが、ヨーゲンソンの追走を寄せ付けず、前日に続いて区間優勝した。

新人賞のマイヨ・ブランを着たベルギーのレムコ・エヴェネプール(スーダル・クイックステップ)は、ゴールまで残り7kmでマイヨ・ジョーヌ集団から遅れ、結局1分46秒遅れの区間13位でゴール。彼は総合2位から6位へと順位を下げた。

■マイヨ・ジョーヌを着て区間連勝したログリッチのコメント
「簡単そうに見えるが、チームメイトたちが本当に素晴らしい仕事をしてくれて、スタートからコントロールしてくれた。最後にそれを仕上げる脚があったから嬉しいよ。最後にボクは自分自身にできない訳はないだろうと問いかけた。落車やその他の出来事の後で、チームメイトたちが信じられないような仕事をしてくたんだからと。もう1日終われば、我々は祝福し、幸せになるだろう。明日は仕上げをする努力をしよう。我々はベストを尽くし、行方を見守る」
 

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ログリッチが2度目の総合優勝に王手をかけた (photo : A.S.O. /Billy Ceusters)


■第7ステージ結果

[6月8日/アルベールヴィル~サモエンヌ1600/155.3km]
1. PRIMOZ ROGLIC (BORA – HANSGROHE /SLO) 04h 29′ 16”
2. MATTEO JORGENSON (TEAM VISMA | LEASE A BIKE / USA)
3. GIULIO CICCONE (LIDL-TREK / ITA) + 00′ 02’’
4. OIER LAZKANO (MOVISTAR TEAM / ESP) + 00′ 02’’
5. DEREK GEE (ISRAEL – PREMIER TECH / CAN) + 00′ 02’’
6. CARLOS RODRIGUEZ (INEOS GRENADIERS / ESP) + 00′ 08’’
7. SANTIAGO BUITRAGO (BAHRAIN VICTORIOUS / COL) + 00’14’’
8. LAURENS DE PLUS (INEOS GRENADIERS / NED) + 00’14’’
9. ALEKSANDR VLASOV (BORA – HANSGROHE / RUS) + 00’14’’
10. MIKEL LANDA (SOUDAL QUICK-STEP / ESP) + 00’33’’
13. REMCO EVENEPOEL (SOUDAL QUICK-STEP / BEL) + 01′ 46’’

■第7ステージ後の総合成績
1. PRIMOZ ROGLIC (BORA – HANSGROHE /SLO) 21h 16′ 50”
2. MATTEO JORGENSON (TEAM VISMA | LEASE A BIKE / USA) + 01′ 02’’
3. DEREK GEE (ISRAEL – PREMIER TECH / CAN) + 01′ 13’’
4. ALEKSANDR VLASOV (BORA – HANSGROHE / RUS) + 01′ 56’’
5. CARLOS RODRIGUEZ (INEOS GRENADIERS / ESP) + 01′ 58’’
6. REMCO EVENEPOEL (SOUDAL QUICK-STEP / BEL) + 02’ 15’’
7. LAURENS DE PLUS (INEOS GRENADIERS / NED) + 02’ 17’’
8. OIER LAZKANO (MOVISTAR TEAM / ESP) + 02′ 20’’
9. GIULIO CICCONE (LIDL-TREK / ITA) + 02’ 54’’
10. MIKEL LANDA (SOUDAL QUICK-STEP / ESP) + 03’51’’
 

クリテリウム・デュ・ドーフィネ 公式サイト

J SPORTS クリテリウム・デュ・ドーフィネ特設サイト

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