英国のチームイネオス（ＵＣＩワールドチーム）が2019年12月９日に、個人タイムトライアル世界チャンピオンのローハン・デニス（オーストラリア）と２年契約を交わしたと発表した。

デニスは今季、バーレーンのバーレーン・メリダ（ＵＣＩワールドチーム）に２年契約で移籍していたが、７月のツール・ド・フランス第12ステージで突然レースをリタイア。その後、レースには参加せず、９月25日に開催された個人タイムトライアルのＵＣＩロード世界選手権には、ブランドロゴを塗りつぶした黒いＢＭＣのＴＴバイクで参加し、スキンスーツには所属チームのロゴも入っていなかった。世界選の４日後に、バーレーン・メリダは９月13日付けでデニスとの契約を終了していたことを発表。ＴＴ世界チャンピオンの移籍先は長らく注目されていた。

■ローハン・デニスのコメント
「これはプロに転向して以来、ボクの夢だった。遠くから見て、ボクはこのチームの大ファンだった。初期の頃からずっと。このチームで走るのはずっと目標だった。だからその夢をついに実現するのは素晴らしい気分で、とても名誉なことだ。

ボクはこのチームとの繋がりをすでに感じている。このチームは特にタイムトライアルでのイノベーションを本当に信じていて、それはボクが明確に多大な情熱を注いでいる分野だ。ここに居る間、このチームカラーを誇りに思えることを願っている」
 
■チームイネオスの公式サイト
 
 

 
https://twitter.com/TeamINEOS/status/1203992750502416385?s=20