2024JBMXF大東建託シリーズ第5戦新潟大会 ジュニア2年目の狩峰颯太郎が初優勝
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JBMXF大東建託シリーズ第5戦新潟大会が2024年8月31日(土)〜9月1日(日) 、新潟県上越市の上越市BMX場で開催された。
最高峰カテゴリーのチャンピオンシップでは男子が狩峰颯太郎、女子は丹野夏波がそれぞれ優勝した。狩峰は同カテゴリーでの初優勝、丹野は今季初参戦での優勝を達成した。
チャンピオンシップ男子
今季のJBMXF大東建託シリーズは夏場の酷暑を考慮して7月と8月を避けたレースカレンダーとなっており、第5戦の新潟大会から全9戦の後半戦がスタート。チャンピオンシップ男子には12人のライダーが出走しトップを争った。
同シリーズの年間タイトルを3シーズン連続で獲得している中林凌大(弱虫ペダルサイクリングチーム)や、海外を主戦場とする島田遼(GAN trigger)ら、注目のライダーが多く出場するなかで優勝を果たしたのはジュニアカテゴリーの狩峰颯太郎(Deux Roues Elite Team)だった。
狩峰は抜群のスタートから第1コーナーで島田遼に競り勝つとそのままトップをキープ。最終ストレートで再び島田が追い上げるもフィニッシュラインまで追撃を許さずチャンピオンシップカテゴリー初優勝を達成。2位には島田遼、3位には島田壮(S-PRO BMX CLUB)が入った。
チャンピオンシップ男子表彰式
優勝 狩峰 颯太郎(Deux Roues Elite Team/関西BMX競技連盟)
2位 島田 遼(GAN trigger/広島県BMX協会)
3位 島田 壮(S-PRO BMX CLUB/広島県BMX協会)
優勝した狩峰颯太郎のコメント:
今朝から調子が良くて、スタートさえ決まれば優勝できると考えていた。今後、世界レベルで戦っていくためには、強い選手を相手に日本でしっかりと1位を取っていくのがマストだと思う。今年がジュニア2年目で、来月には全日本選手権でのジュニアタイトル獲得がかかっているので調子をさらに上げていきたい。
チャンピオンシップ女子
女子の最高峰カテゴリーは昨年の年間王者の野村凪沙(Ace Rece Australia Factory Team)と、今季の開幕戦を制した西村寧々花(GAN trigger)、さらに海外を拠点に活動していた丹野夏波(弱虫ペダルサイクリングチーム)が参戦したことで、3人による3レース合計のフォーマットで争われた。
1レース目は丹野、西村、野村の順でフィニッシュ。2レース目は西村がトップでフィニッシュし、丹野が3位となったことで西村が合計ポイントでリード。3レース目は再び丹野がトップでフィニッシュしたことで、西村とポイントで並んだが、3レース目の結果が優先される規定から丹野の優勝となった。
チャンピオンシップ女子表彰式
優勝 丹野夏波(弱虫ペダルサイクリングチーム/神奈川BMX協会)
2位 西村寧々花(GAN trigger/関西BMX競技連盟)
3位 野村凪沙(Ace Rece Australia Factory Team/関西BMX競技連盟)
優勝した丹野夏波のコメント:
今季初参戦のJBMXF大東建託シリーズで優勝できてうれしい。次週の秩父大会もエントリーしているので2連勝目指して走りたい。
最多出走のチャレンジカテゴリー
チャンピオンシップカテゴリーと同時に、年齢別のチャレンジカテゴリーが開催されるのがBMXレーシングの大きな特徴であり、若年層には未来のトップ選手を目指す選手による争いが繰り広げられている。
本大会で男女とも最多の出走となったのが、11〜12歳のカテゴリーだ。 ボーイズ11〜12歳には33人のライダーが出場し、初戦のモト3レースから準々決勝、準決勝を勝ち抜いた8人によって決勝が行われ、押田登瑠(秩父BMX協会)が優勝、2位に鈴木快(東北BMX協会)、3位に山本莉市(岡山県BMX協会)が入った。
ガールズ11〜12歳は10人の選手によって争われ、モト3レースを勝ち抜いた8人の決勝は、中村優里(広島県BMX協会)が優勝、2位に仁宮梨宝(東京都BMX協会)、3位に森島空舞(関西BMX競技連盟)という結果となった。
大会概要
大会名:2024 JBMXF大東建託シリーズ第5戦 新潟大会
開催期日:2024年8月31日(土)〜9月1日(日)
開催場所:上越市BMX場(新潟県上越市)
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:新潟県BMX協会
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
後援:上越市/上越市教育委員会(順不同)
協賛:大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
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