2024全日本選手権BMXレーシング　男子は中井飛馬、女子は籔田寿衣が優勝

2024.10.14
レース

第41回目となったBMXレーシング種目の全日本選手権大会が2024年10月13日（日）、昨年に引き続き大阪府堺市・大泉緑地サイクルどろんこ広場にて開催され、晴天の夏日和の中、新たなチャンピオンが誕生した。

2024全日本選手権BMXレーシング

男子エリート・中井飛馬(#71)

日本タイトルをかけて争われたチャンピオンシップレベルでは、最高峰カテゴリーとなる男子エリートにて、昨年準優勝となった中井飛馬(#71)が、2019年ぶりとなる自身2度目のタイトルを獲得。2位には2022年チャンピオンの島田遼が、昨年覇者の増田優一は3位にて本大会を終えた。

女子は、アンダー23とエリートが混走となり、3レースの合計ポイントにて争われた。パリオリンピック代表の畠山紗英(#85)も参加するなか、3レースともに順位が入れ替わる波乱の展開となり、2位・3位・2位(合計 7ポイント)と 3レースを上位でまとめた地元の籔田寿衣(#10)が、エリートカテゴリー初の日本タイトルを獲得した。畠山は、4位・1位・4位(合計 9ポイント)にて 2位となった。

アンダー23カテゴリーは、男子は地元北川晃久(#53)が 3レース中トップを2回とり、自身初となる日本タイトルを獲得した。女子は昨年転倒により2位となった地元西村寧々花(#97)が、エリートと混走の中でもトップの成績で優勝となった。

男子のみ実施されたジュニアカテゴリーは、狩峰颯太郎(#65)が 2位・1位・2位(合計5ポイント)で、2位に2ポイント離し、2020年のチャレンジカテゴリー以来となる日本チャンピオンに輝いた。

男子エリートの中井を除き、地元大阪勢が実力を発揮し、大活躍の大会となった。その他チャレンジカテゴリーでは男女合計25カテゴリーが行われ、新たな日本チャンピオンが生まれた。