男子ケイリン・山﨑賢人、男子スクラッチ・窪木一茂が金メダル 2024UCIトラック世界選手権

目次

  • photo Japan Cycling Federation

2024UCIトラック世界選手権大会2日目となる10月17日(木)、日本代表は女子スプリント、男子ケイリン、男子チームパシュート、女子エリミネーション、男子スクラッチに出場した。

男子ケイリンでは山﨑賢人が優勝。また、男子スクラッチでは2022年、2023年と2年連続銀メダルだった窪木一茂が悲願の優勝を果たし、日本代表はこの日2枚のアルカンシェルを獲得した。

2024UCIトラック世界選手権大会2日目

左:スクラッチ優勝 窪木一茂、右:ケイリン優勝 山﨑賢人

 

男子ケイリン

1回戦結果(250m×6周)
2位(1組)山﨑賢人(日本)+0.084

1位(3組)太田海也(日本)

1位(4組)中野慎詞(日本)

山崎、太田、中野の3人は揃って1回戦を突破し、準々決勝に進出。

 

準々決勝結果(250m×6周)
1位(1組)中野慎詞(日本)

3位(2組)山﨑賢人(日本)+0.082

5位(3組)太田海也(日本)

中野、山崎は準決勝へ進出。太田はここで敗退、全体の13位でレースを終えた。

 

準決勝結果(250m×6周)
2位(1組)山崎賢人(日本)+0.033
5位(1組)中野慎詞(日本)+0.132

同組で迎えた山崎と中野の準決勝。山崎は2位を確保して1-6位決定戦に進出。中野は5位に沈み7-12位決定戦に回ることになった。

 

7-12位結果(250m×6周)
1位 中野慎詞(日本)
2位 LAVREYSEN Harrie(オランダ)+0.145
3位 SAHROM Muhammad Shah Firdaus(マレーシア)+0.734

中野は7-12位決定戦で1位となり、全体の7位でレースを終えた。

 

1-6位結果(250m×6周)
1位 山崎賢人(日本)
2位 YAKOVLEV Mikhail(イスラエル)+0.034
3位 QUINTERO CHAVARRO Kevin Santiago(コロンビア)+0.068

山崎はフィニッシュラインで完全に頭一つ抜け出す完勝。悲願の世界チャンピオンとなった。

2024UCIトラック世界選手権大会2日目

2024UCIトラック世界選手権大会2日目

 

男子スクラッチ

結果(15km/250m×60周)
1位 窪木一茂(日本)
2位 HANSEN Tobias Aagaard(デンマーク)
3位 PETIT Clement(フランス)

24人で争われた男子スクラッチ。2年連続で2位に甘んじていた日本の窪木が悲願の優勝。初のアルカンシェル獲得となった。

2024UCIトラック世界選手権大会2日目

2024UCIトラック世界選手権大会2日目

 

男子チームパシュート

3-4位決定戦結果 4km(250m×16周)
1位 ドイツ 3:52.707
2位 日本(窪木一茂、松田祥位、兒島直樹、今村駿介)DNF

銅メダルを賭けて臨んだ日本代表であったが、残り1周回を迎えたところでクラッシュ、DNFとなった。

 

女子エリミネーション

結果
1. WOLLASTON Ally(ニュージーランド)
2. KOPECKY Lotte(ベルギー)
3. VALENTE Jennifer(アメリカ)
11. 内野艶和(日本)

22人で争われた女子エリミネイション。日本の内野は11位でレースを終えた。

 

女子スプリント

1回戦結果
1. 佐藤水菜
2. ROSIDI Anis Amira(マレーシア)+0.242

1. McCAIG Alessia
2. 梅川風子(日本)+0.022

佐藤は順当に2回戦に進出。梅川は僅差で敗れ、1回戦敗退。

 

2回戦結果
1. 佐藤水菜
2. SCHNEIDER Clara(ドイツ)+0.243

2回戦でも、佐藤は順当に先着して準決勝へ進出。

 

準々決勝結果
1. 佐藤水菜 WINNER/WINNER
2. GROS Mathilde(フランス)+0.122/+0.080

準々決勝からは3本勝負。佐藤は僅差で2本を先取して翌日の準決勝進出となった。

 

大会3日目の参戦予定

女子スプリント
女子オムニアム
男子1kmタイムトライアル
男子個人パシュート
男子ポイントレース

JCF公式ウェブサイト:
https://jcf.or.jp/

JCF公式X(選手のコメント)
https://twitter.com/JCF_cycling