ゴンサルヴェスがアンチ・ドーピング規則違反を通達され、カハルラル・セグロスRGAも処分対象になる
国際自転車競技連合(UCI)は12月12日に、ポルトガルのドミンゴス・ゴンサルヴェス(カハルラル・セグロスRGA)が、2016年から2018年のバイオロジカル・パスポートで検出された異常に基づき、禁止薬物の使用に対するアンチ・ドーピング規則違反(ADRV)を通達されたと発表した。
UCIアンチ・ドーピング規則に従い、ゴンサルヴェスにはこの事件の裁定が出されるまで、暫定的な活動停止処分が下された。現在30歳のゴンサルヴェスは今季ブエルタ・ア・エスパーニャ(UCIワールドツアー)に参加していた。
スペインのUCIプロコンチネンタルチームであるカハルラル・セグロスRGAは、2017年に所属していたハイメ・ロソン(スペイン)が、2017年のバイオロジカル・パスポートで検出された異常に基づいたアンチ・ドーピング規則違反で今年2月に4年間の資格停止処分を下された。
12カ月の間に2件のアンチ・ドーピング規則違反を発生させた場合、UCIアンチ・ドーピング規則に従って所属チームにも15日間から45日間の資格停止処分が下されることになる。今回の場合はゴンサルヴェスの異常値が検出された2016年の日付と、ロソンの異常値が検出された2017年の日付が12カ月内だったため、カハルラル・セグロスRGAは処分の対象となり、今後UCI懲罰委員会から裁定を下されることになる。