2025全日本シクロクロス選手権 男子は織田、女子は小林が制し弱虫ペダルが連覇!

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2024-25シーズンの全日本シクロクロス選手権大会が12月15日(日)、栃木県宇都宮市の「道の駅宇都宮ろまんちっく村」で開催され、男子エリートは織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が3連覇、女子エリートは小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)が2連覇。昨年に引き続き弱虫ペダル勢が男女ともに頂点に立った。

エリートカテゴリーを制した小林あか里と織田聖

エリート女子は小林が制し2連覇を達成

エリート女子のレースは午後1時にスタート。ホールショットを小林あか里が奪い、その後を石田唯(TRKWorks)と渡部春雅(明治大学)が追う展開となった。序盤から3人のパックが形成され、激しい競り合いが続く中、小林は単独抜け出し、5周目には2位との差を50秒まで広げる展開に。

スタート時26人いた女子エリートのレースも、最終周回(7周目)には6人にまで絞られる過酷な展開に。しかし、小林は最後まで後続を寄せ付けず、そのまま独走でフィニッシュ。見事な走りで連覇を果たした。

渾身のガッツポーズでフィニッシュした小林あか里

 

圧巻の走りで織田が3連覇 注目の副島は2位

男子エリートのレースは、午後2時30分にスタート。王者・織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)が大本命とされる中、地元で必勝を期す沢田時(宇都宮ブリッツェン)や、エリートクラス初参戦で注目を集めた副島達海(大阪産業大学)の活躍に期待が集まった。

スタートからホールショットを奪ったのは副島。その後、1周目を終えた時点では副島が先頭、沢田が2番手、そして織田が迫る展開に。3周目に入り、織田が先頭に立つと、副島と沢田が3秒差で追う形となる。しかし、織田はその後も後続を引き離し、圧倒的な走りで徐々に差を広げ、見事3連覇を達成した。

ホールショットを獲った副島達海

3連覇をアピールしてフィニッシュした織田 聖

 

第30回全日本自転車競技選手権大会 シクロクロス 結果

男子U23(0.7㎞+2.7㎞×7Laps=19.6㎞)

1位 柚木伸元(日本大学)47分36秒

2位 高橋 翔 +8秒

3位 遠藤紘介(Olandabase/Watersley)+2分38秒

女子エリート(0.7㎞+2.7㎞×7Laps=19.6㎞)

1位 小林あか里(弱虫ペダルサイクリングチーム)51分51秒

2位 渡部春雅(明治大学) +53秒

3位 石田 唯(TRKWorks)+1分9秒

男子エリート(0.7㎞+2.7㎞×9Laps=25㎞)

1位 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)57分12秒

2位 副島達海(大阪産業大学)+26秒

3位 沢田 時(宇都宮ブリッツェン)+57秒

 

第30回 全日本自転車競技選手権大会 シクロクロス

開催日:2024年12月14日(土)〜15日(日)

開催地:栃木県宇都宮市・道の駅うつのみやろまんちっく村

https://jcf.or.jp/cyclocross/index/