ジャイアントがトライアスロン・ニナー賢治と機材サポート契約締結
ジャイアントは、トライアスロンのオリンピックディスタンスを主戦場とし、オリンピックやワールドシリーズなど世界の最前線で挑戦を続けるニナー賢治(NTT東日本・NTT西日本)と機材サポート契約を締結した。
ニナー選手は、西オーストラリア州・パース出身で、オーストラリア人の父と日本人の母を持つ。幼少期から様々なスポーツに触れるなかで、13歳の時にトライアスロンと出会い、18歳からはトライアスロンに一本化。2018年12月より日本トライアスロン連合所属としてレースに参戦し、JTU強化指定選手としてワールドカップ、世界シリーズを中心に出場。その後2021年4月に日本国籍を取得する。
東京・パリの2大会連続となるオリンピック出場に加え、日本選手権やアジア選手権を制覇。2024年のワールドトライアスロンシリーズ横浜大会では、並みいる強豪を相手に日本人男子歴代最高位となる7位をマーク。2028年ロサンゼルスオリンピックを目指しつつ、2025年シーズンからIRONMAN 70.3への本格参戦を予定している。
オリンピックディスタンスではプロペル アドバンスド SLを、IRONMAN 70.3では発表されたばかりのトリニティ アドバンスド SL Triを使用。ホイールやハンドルにはCADEXを組み合わせる。
GIANTおよびCADEXと共に、世界最高峰のトライアスロンレースを転戦するニナー選手の活躍が期待される。
ニナー選手のコメント:
今回、GIANTとサポート契約をすることができて、とても光栄です。
トライアスロンを始めたばかりの頃、私のアイドルはオリンピックディスタンスで3度の世界チャンピオンに輝いたピーター・ロバートソンでした。 私がピーターを尊敬していた理由は、彼のアグレッシブで粘り強いレーススタイルでした。 ピーターのキャリアの大半において、彼が選んだバイクはGIANTだったのです! 私が彼のバイクで一番好きだったのは、黄色と黒のフレームが特徴的なONCEモデルでした。
他にも、GIANTとCADEXにはとても縁があるんです。14歳の時、初めて乗ったロードバイクがCADEXでしたし、GIANT/CADEXファミリーのクリスチャン(・ブルメンフェルト)とグスタブ(・イデン)とは、2018年以降共に合宿を重ねて強くなってきた、ほとんど兄弟と言ってもよい関係です。また、チームジェイコ・アルウラーのルーク(・ダーブリッジ)とは、14歳の時からパースでトレーニングを一緒にする事があり、今でもオーストラリアに戻った時にレースに一緒に出たり、練習したりします。
この度、GIANTと契約したことで、私もピーターの足跡をたどり、世界チャンピオンになることを熱望しています。ロードバイクのモデルとしてはプロペルに乗ります。 プロペルを選んだ理由は、エアロダイナミクスがショートディスタンスのトライアスロンに不可欠な要素となっており、エアロロードバイクの傑作だからです。そして、今年はミドルディスタンスのレースにも参戦予定で、先週発表されたばかりの新型「トリニティ」にも乗ります。グスタブがプロトタイプに乗っているのを見ていたので、今からとてもワクワクしています。
海外でのレースが多いですが、5月の横浜トライアスロンには参戦予定ですので、会場で見かけた際には是非、応援のほどよろしくお願いします!