新城幸也の所属するチーム ソリューションテック・ヴィーニファンティーニは、本拠地にほど近いイタリア・トスカーナ地方のモンテカティーニ・テルメにて、1月17日から21日までトレーニングキャンプを行った。

あいにくの天気となったが、レースさながらのトレーニングが行われた。 Photo：Miwa ARASHIRO

今回のチームキャンプは新しい機材やウェアのサイズ合わせ、そしてメディア対応などが主な目的で、新城はゼネラルマネージャーと代表監督同席のもと単独でオンライン記者会見を行い、今シーズンのレーススケジュールや日本のスポンサーについての想いを語った。

記者会見には (手前)チームのゼネラルマネージャー、セルジョ・パルサーニと(奥)代表監督のマルコ・ザンパレッリも同席。Photo：Hitoshi OMAE

トレーニングは今回の合宿に参加した18人の選手が揃って走行しながら会話が弾んでいる様子で、今シーズン、ワールドツアー、プロツアー合わせて最年長選手となった新城に多くの選手が話しかける様子も見られ、良いコミュニケーションが取れていたようだ。

合宿最終日に行われたチームのプロフィール写真撮影では、新城を中心に和気あいあいとした雰囲気で撮影が進んだ。今後チームから発表される公式写真を楽しみにしてほしい。

トスカーナでの合宿を終えた新城はその足でタイに飛び、23日から久しぶりのタイ合宿に入っている。

集合写真では新城が中心に　Photo：Miwa ARASHIRO

初のチーム合宿を終えた新城のコメント：

「初めてチームと合流した印象は、とてもアットホームなチームでした。マテリアルが一変したことで、かなりバタバタなチームキャンプで、もちろん様々なことがワールドツアーチームとは違いますが、ひとつずつ話し合い解決しながらチームが出来上がっていく過程に立ち会え、とても良い経験にもなりました。

チームは昨シーズンの成績が良くなかったこともあり、今シーズンにかける想いは強く感じました。代表のアンジェロ（チトラッカ）をはじめ、監督達ともたくさんコミュニケーションをとることができましたし、選手の半分が入れ替わったことで、希望を持った選手達が今シーズン、もっと活躍でき、勝利に絡めるように自分にできることはたくさんあると感じました。

若い選手も多いですし、レースで教えていくこともたくさんあると思います。毎レース、進歩していくチームにしたいと思います。自分も成績を出して、チームを勢い付けたいです。」

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