side by side radio公開収録

西薗と佐野の2人喋りでの収録

1月24日(金)夜、アソスプロショップ東京のあるCOG TOKYOにて、プロロード選手として昨年6月に引退を表明した佐野淳哉をゲストに迎え、同じく元プロロード選手の西薗良太が主催するポッドキャスト「side by side radio」の公開収録が行われた。

佐野は引退をXで表明してからファンを集めて何かを行うことがなかったが、西薗の提案によりファンの前で話す機会をということで、事前に募集したファンを前にした今回の公開収録となった。

レース写真や歴代のジャージなどがCOG TOKYO内に飾られた

多くのファンが集まる中で、様々な思い出話に花を咲かせた

収録では、自転車競技引退を発表した昨年6月までと現在のことなどについて語られた。

今年が開催年となるデフリンピックの自転車競技監督として指導を行いつつ、自身も自転車に乗り続けており、現在も市民レースなどに出場することもあるとのこと。「昔ほど全身全霊をかけられる気持ちはないですけど」と笑う佐野だが、やはりレースは楽しいそう。

また、市民レースを走っていて気づいたことがあると佐野は語る。「40代と50代が強いですね。一生懸命に働いたお金で機材を買って、全身全霊で走って、また仕事に行く、レースが出たくてしょうがないのを見ると素晴らしいなと思います」

このために来たという中根が登場し、元選手勢の代表として花束を贈った

会場には佐野がアンバサダーとなっているアソスの商品も展示された

収録の途中にはサプライズゲストとして元プロロード選手の中根英登が登場し、佐野に花束を贈った。

写真で現役時代を振り返るコーナーもあり、その裏話などが語られ、大いに盛り上がった。

収録が終わった後にはファンの皆さんとの交流も

佐野は最後に今後についてこう話した。

「いろんな方に支えてもらって、それがあったから走ってこられたと思うので、そうやって助けてもらった世界でまた恩返しして生きていきたい。もうファンの皆さんと選手として会うっていうのは復帰しない限りできないですが、こうやってお世話になって自分を変えてくれた世界でこれからも生きていきたいし、また次に選手をやりたいという人がいたら、また自分の良かった記憶を伝えていきたいと思っています」

元選手3人も引き続き何らかの形で自転車界に携わる

収録されたポッドキャストは、公開され次第こちらから視聴可能。
https://sidebysideradio.libsyn.com/