UCIワールドツアーのヘント~ウェヴェルヘム2025 はピーダスンが連覇

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UCIワールドツアーの1戦である第87回ヘント~ウェヴェルヘム・イン・フランダース・フィールズが、3月30日にベルギー北部の西フランダース地方で開催され、ディフェンディングチャンピオンでゼッケン1を付けたデンマークのマス・ピーダスン(リドル・トレック)が56kmを独走し、連覇を果たした。
 

Gent Wevelgem 2025

ピーダスンが独走で連覇を果たした (©SprintCycling)

 
集団は49秒遅れでゴールスプリントを競い、欧州チャンピオンのティム・メルリール(スーダル・クイックステップ/ベルギー)がイタリアのジョナタン・ミラン(リドル・トレック)を打ち負かして2位の座を獲得した。
 

Gent Wevelgem 2025

左から2位のメルリール、連覇したピーダスン、3位のミラン (©SprintCycling)


ポガチャルとファンデルプールは不参加

第87回大会は174選手がイープルをスタート。当初参加を予定していた世界チャンピオンのタデイ・ポガチャル(UAEチーム・エミレーツ/スロベニア)は、レースプログラムを変更して欠場し、昨年2位だったオランダのマテュー・ファンデルプール(アルペシン・ドゥクーニンク)も参加しなかった。

天気は良かったが風は強かった。コースは後半に有名なケメルベルフの石畳の坂を3回通過するレイアウトだった。ゴールまで残り86kmで最初のケメルベルフを通過した後、3カ所続く未舗装路のプラグストリートでピーダスンが攻撃を開始した。

優勝候補の1人だったベルギーのヤスペル・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)とオランダのオラフ・コーイ(チーム ヴィスマ・リースアバイク)が応戦したが、フィリプセンはパンクに見舞われて勝機を失い、コーイは落車して鎖骨を骨折してしまった。
 

Gent Wevelgem 2025

未舗装路のプラグストリートで集団から抜け出したピーダスン (©SprintCycling)

 
プラグストリートでアルイェン・リヴィンス(ロット)と集団から抜け出す事に成功したピーダスンは7人の逃げグループに合流した。そしてゴールまで残り56kmの、2回目のケメルベルフで逃げグループの仲間を置いて独走を開始した。彼はゴールまで残り35kmで最後のケメルベルフを上り始めた時、追走グループに1分20秒差、集団に2分差を付けていた。

追走グループを吸収した集団は追い風の中、ゴールのウェヴェルヘムを目指したが、ピーダスンを捕まえる事はできなかった。彼は今大会3勝目を上げ、リック・ヴァンローイ、エディ・メルクス、トム・ボーネンといった開催国ベルギーのスター選手たちと並んで最多優勝記録保持者となった。この勝利はピーダスンにとってプロ通算50勝目だった。
 

Gent Wevelgem 2025

最後のケメルベルフを単独で通過したピーダスン (©SprintCycling)


■第87回ヘント~ウェヴェルヘム・イン・フランダース・フィールズ 結果

[3月30日/イープル~ウェヴェルヘム(ベルギー)/UCIワールドツアー/250.3km]
1. PEDERSEN Mads (LIDL-TREK / DEN) 5:30:21
2. MERLIER Tim (SOUDAL QUICK-STEP / BEL) +00:49
3. MILAN Jonathan (LIDL-TREK / ITA) +00:49
4. KRISTOFF Alexander (UNO-X MOBILITY / NOR) +00:49
5. HOFSTETTER Hugo (ISRAEL – PREMIER TECH / FRA) +00:49
6. BALLERINI Davide (XDS ASTANA TEAM / ITA) +00:49
7. GIRMAY Biniam (INTERMARCHÉ – WANTY / ERI) +00:49
8. BERCKMOES Jenno (LOTTO / BEL) +00:49
9. MEEUS Jordi (RED BULL – BORA – HANSGROHE / BEL) +00:49
10. REX Laurenz (INTERMARCHÉ – WANTY / BEL) +00:49
DNF TODOME Yuhi (EF EDUCATION – EASYPOST / JPN)
 

ヘント~ウェヴェルヘム公式サイト

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