2025年シーズンはグランツールの参加チーム数が23チームに増加
国際自転車競技連合（ＵＣＩ）は、プロ自転車競技評議会（ＰＣＣ）の要請を受け、グランツール（ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャ）の参加チーム数を現行の22チームから23チームに増やす事を、3月26日に行われた会議で決定したと発表した。
グランツールの参加チームは昨年まで22チームで、ＵＣＩ規則によってＵＣＩワールドチーム18チームと、前のシーズンのＵＣＩワールドランキングで上位２チームになったＵＣＩプロチームが自動的に招待されるため、主催者が招待できる枠（ワイルドカード）はたった２つしかなかった。今回のＵＣＩの決定により、主催者は３チームを招待できる事になった。
但し、この決定は一時的なもので、ＵＣＩは6月に行われる次回の会議でＵＣＩワールドランキングに基づいてグランツールに招待するチーム数を３チームに増やす可能性と、2026年シーズンには主催者招待枠を２つに戻す可能性について検討するとしている。
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