JBMXF大東建託シリーズ2025シーズン開幕！初戦は橋本颯馬が優勝

2025.04.07
レース

2025JBMXF大東建託シリーズが岡山県笠岡市のかさおか太陽の広場で開幕した。本シリーズは日本国内で唯一のBMXレーシングの全国シリーズであり、本年度は昨年の9戦を上回る過去最多の全10戦で争われる。開幕戦のトップカテゴリーは、昨年の最終戦でも優勝した橋本颯馬が制した。

開幕戦チャンピオンシップ男子優勝の橋本颯馬（＃203）

チャンピオンシップ男子、ボーイズ15-16統合レース

最高峰カテゴリーのチャンピオンシップ男子はエントリー数が2人となったため、ボーイズ15-16カテゴリーと統合され3レースの合計フォーマットでレースが行われた。晴天に恵まれたものの、強い風の吹くハードなコンディションでのレースを制したのは橋本颯馬で、昨年の最終戦からの2連勝を果たした。

1レース目は橋本が順当にトップを快走するものの、第2ストレートのジャンプで強風の影響によりコースアウト。優勝候補が最後尾でフィニッシュする波乱の展開となった。それでも橋本は2レース目と3レース目を安定した走りでトップフィニッシュ。カテゴリーごとの表彰規定により開幕戦のウィナーに輝いた。2位には梶野哲平が入った。

ボーイズ15-16の優勝争いは1レース目をトップでフィニッシュした坂本智那と2レース目までを2位でフィニッシュした横地泰河が同ポイントで並ぶ展開となった。3レース目で橋本に続く2位でフィニッシュした横地が優勝を果たした。2位に坂本、3位に岩岡幸輝が入った。

ボーイズ15-16は坂本智那（＃66）との争いを制した横地泰河（＃21）が優勝

2025JBMXF大東建託シリーズ第1戦

チャンピオンシップ男子表彰式
優勝　橋本颯馬（Redline Bicycles Japan/(株)イカイ／東京都BMX協会）
２位　梶野哲平（中部BMX協会）

2025JBMXF大東建託シリーズ第1戦

ボーイズ15-16表彰式
優勝　横地泰河（中部BMX協会）
２位　坂本智那（広島県BMX協会）
３位　岩岡幸輝（広島県BMX協会）

チャンピオンシップ男子優勝橋本颯馬のコメント
1レース目は思った以上に風が強くてコースアウトしてしまったが、2レース目と3レース目をトップで。フィニッシュしてチャンピオンシップの実力は見せられたと思う。今回15-16との混走となったが彼らにとっても貴重な経験となったと思うし、これからの成長を期待している。

W1ライダー2人が優勝

本レースには昨年アメリカで行われたUCI BMXワールドチャレンジ（年齢別世界大会）で優勝した高崎成琉（ボーイズ13-14）と小泉千紗（ガールズ11-12）が出場した。このワールドチャレンジの優勝者のみに使用が許されるのが頭にWを冠した1番ゼッケンであり、全世界の選手が目標としているものだ。高崎、小泉ともすべてのレースをトップでフィニッシュし、W1ゼッケンホルダーの実力を発揮した。

ボーイズ13-14優勝の高崎成琉（W1）

ガールズ11-12優勝の小泉千紗（W1）

最年少カテゴリーでも熱戦が展開された

5歳からレースに出場可能なBMXレーシング。本大会の最年少カテゴリーとなるのがボーイズ5-6で、3人の選手がエントリーした。自らの背丈以上のジャンプが連続するコースをフィニッシュまで走りきる姿は多くのギャラリーの声援を集めていた。

ボーイズ5-6優勝檀上新（＃182）、2位稗田貫太（＃174）、3位大屋夏向（＃161）

開会式には笠岡市教育委員会教育長の大重義法氏が登壇。全選手に健闘を願うメッセージが贈られた。

大東建託によるInstagramキャンペーンを全戦で実施

全日本BMX連盟のオフィシャルパートナーである大東建託未来のアスリート支援プロジェクト。2019年からスタートしたJBMXF大東建託シリーズは今年で7年目を迎える。事務局の加納氏より、昨年好評だったInstagramのハッシュタグを付けた投稿者に抽選でプレゼンが当たるキャンペーンの実施が発表された。

公式アカウントをフォローし、大会の写真を指定のハッシュタグとともに投稿もしくはストーリーズにアップした人の中から抽選で各大会3名にプレゼントが当たる！

チーム大東/大東建託未来のアスリート支援プロジェクト【公式】
@teamdaito

2025JBMXF大東建託シリーズ第1戦