コレンドン・シルキュスがアルぺシン・フェニックスへ名称変更。キャニオンがパートナーシップを継続
ロードレースに留まらない多彩な活躍が光るベルギーのUCIプロチーム、コレンドン・シルキュスは、スポンサー体制変更により2020年1月1日から「アルぺシン・フェニックス」へとチーム名を変更する。
チームを率いるエースライダーは、ロードレース、シクロクロス、マウンテンバイクを股にかけて驚異的なパフォーマンスを発揮する、マテュー・ファンデルプール。2020シーズンは、東京五輪MTBでの金メダル獲得を第一目標としたレーススケジュールを組んでいる。
ファンデルプールだけでなく、チームは多彩なワールドクラスのライダーを擁している。
シクロクロスでは女子トップライダーのセイリン・デルカルメンアルバラード。マウンテンバイクではサム・ゲイズにロンヤ・エイブル。ロードレースではイタリア人スプリンターのサッシャ・モドロ、ベルギーナショナルチャンピオンのティム・メリエ、デンマーク人でトラック競技スペシャリストのノーマン・ハンセンらが在籍する。
アルぺシン・フェニックスがロードレースで使用するのは、アルティメット、エアロード、そしてTTバイクのスピードマックス。XCマウンテンバイクではレースコースによってフルサスペンションのラックスまたはハードテールのエクシードを使用。シクロクロスではインフライトを、グラベルレースではグレイルを使用する。
キャニオンバイシクルズ CEO ローマン・アーノルド氏のコメント:
「バイクスポンサー、またパートナーとしてアルぺシン・フェニックスとのコラボレーションを継続できることを嬉しく思います。チームとの関係が始まった当初より、チームをマネジメントするフィリップ、クリストフ・ルードフフト兄弟が志向する、ロードレースに留まらずシクロクロス、マウンテンバイクへもチャレンジするというビジョンには大きく共感してきました。そして昨シーズンにマテュー・ファンデルプールが成し遂げた我々の度肝を抜くような活躍は、多くのサイクリングファンに鮮烈な記憶として刻まれたことでしょう。ですから今シーズンも、予想を超えるようなレースで魅了してくれることを期待して、アルぺシン・フェニックスのシーズンインを楽しみにしています。」