コレンドンはタイトルスポンサーが変わり、アルペシン・フェニックスになる
UCIプロチームのコレンドン(ベルギー)は1月1日に、チーム名称がアルペシン・フェニックスに変わったとFacebook上で発表し、ダークパープルがメインカラーの新しいチームジャージをお披露目した。詳細は3日に行われるチームプレゼンテーションで発表される。
アルペシンはドイツの育毛シャンプーメーカーで、1949年から自転車競技のスポンサーを始め、昨年まではチームカチューシャ・アルペシンを後援していた。フェニックスはイタリアのアルパ・インドゥストリアーレ社のインテリア素材ブランドだ。
昨年まで同チームの第2タイトルスポンサーだったシルキュス社は、契約を1年早く終了し、同じベルギーのワンティ・ゴベールの第1スポンサーに付いた。このため、昨年末のUCI登録時に2020年シーズンのチーム名称はコレンドンになっていた。
旅行業のコレンドン社は昨年買収され、サンウェブ・グループ傘下になったが、アルペシン・フェニックスとの契約は今季いっぱい残っており、引き続きスポンサーに残留するようだ。ベルギーのヘットニュースブラッド紙によれば、3日のチームプレゼンテーションはアムステルダム(オランダ)のコレンドン・ビレッジ・ホテルで行われる。
アルペシン・フェニックスは1日にベルギーのバールで開催されたシクロクロスのDVVトロフィー『グランプリ・スベン・ネイス』が新名称での初レースとなり、フランスのアントワン・ブノワがアンダー23カテゴリーで最初の勝利をチームにもたらした。
エリート女子でもセイリン・アルバラード(オランダ)が勝ち、エリート男子はマテュー・ファンデルプールが圧勝。シクロクロス世界チャンピオンのファンデルプール(オランダ)は、アルカンシエルの胸に新しく付いたアルペシンとフェニックスのロゴを両手で示しながらフィニッシュしていた。