モビスターチームがスラム/ジップとパートナーシップ締結!油圧ディスクブレーキロードバイクをフル採用
アレハンドロ・バルベルデを擁するモビスターチームが、SRAM(スラム)と2年間のパートナーシップを締結。2020シーズンより、ディスクブレーキ仕様のスラムコンポーネントとジップホイールを採用する。
バイクはキャニオンから継続して供給、選手の好みに応じてロードレースではアルティメット CF SLX ディスク、エアロード CF SLX ディスクを使用。タイムトライアルではスピードマックス CF SLXを使用する。
1980年に創設されたUCIワールドツアー最古の歴史を誇るスペインの強豪、モビスターチーム。2018年にはUCI女子ワールドツアーチームも設立し、世界最高峰のロードレースを主戦場としている。
男女チームともに、スラムの無線電導グループセットRED eTap AXSの油圧ディスクブレーキ HRDをすべてのロードレースで使用すると発表。RED eTap AXSにはいくつかのギア比がラインナップされているが、女子チームは主に48/35チェーンリングを、男子チームは50/37チェーンリングを使用。カセットスプロケットは男女ともに10-33Tを使用する予定。
ホイールはZIPP Firecrest、NSWのチューブラー及びチューブレスを使用。2020シーズンが、チームにとってディスクブレーキをフル採用する初のシーズンとなる。主に使用するモデルはZIPP 303および454NSW。タイムトライアルには858NSWとSuper-9 ディスクとなる。
キャニオン公式ストア:SRAM AXS無線電動コンポ完成車特設ページ
アレハンドロ・バルベルデ選手のコメント:
「スラムとジップは、以前からレースで使ってみたいと待望していたコンポーネントです。今シーズンついにSRAMファミリーの一員になれたことに、興奮を隠せません。革新的なコンポーネント、技術力、サポート体制、そして私たちライダーの声を傾聴してくれる彼らの姿勢は他に無いものであり、さっそく感激しています。」
エンリク・マス選手のコメント:
「新しい12速のAXSギヤでレースを走るのが楽しみです。このクロスレシオのギヤ比は、タイムトライアルや登坂を一定のケイデンスで走行したい私のようなライダーにとって、有利に働いてくれると思っています。」
チームゼネラルマネジャー、エウセビオ・ウンスエ氏のコメント:
「スラムおよびジップへのスイッチ、これはチーム創設37年目の歴史的な大転換です。この決断は容易なものではありませんでした。しかし業界最先端のテクノロジーを擁するドライブトレインとホイールメーカーとのパートナーシップは、チームのさらなる活躍を後押ししてくれるはずです。」