アルデンヌ・クラシック2020の招待チーム&コース発表

フランスのアモリー・スポール・オルガニザシオン(ASO)が、4月にベルギー南部ワロン圏で開催するアルデンヌ・クラシックの2レース、リエージュ~バストーニュ~リエージュ2020とフレッシュ・ワロンヌ2020(共にUCIワールドツアー)の招待チームを発表した。

フレッシュ・ワロンヌ2019

昨年のフレッシュ・ワロンヌはフランスのアラフィリップが連覇を果たした(©Bettiniphoto)

UCI規則に基づき、2レースともUCIワールドチーム19チームは自動的に招待された。更に、UCIの新ルールにより2019年シーズン終了時のUCIワールドランキングで上位2チームになったUCIプロチームのトタル・ディレクトエネルジー(フランス)とシルキュス・ワンティ・ゴベール(ベルギー)も招待された。

主催者招待枠(ワイルドカード)は4つで、今年は2レースとも同じUCIプロチームが選ばれた。招待されたのはベルギーのアルペシン・フェニックス、スポルトブラーンデレン・バロワーズ、ワロニーブリュッセルと、フランスのチームアルケア・サムシックだった。

リエージュ~バストーニュ~リエージュ2019

昨年のリエージュ~バストーニュ~リエージュはデンマークのフルサングが初優勝した

 

アルデンヌ・クラシック2020 招待25チーム

●UCIワールドチーム
AG2R La Mondiale (フランス)
Astana Pro Team (カザフスタン)
Bahrain – McLaren (バーレーン)
Bora – Hansgrohe (ドイツ)
CCC Team (ポーランド)
Cofidis (フランス)
Deceuninck – Quick-Step (ベルギー)
EF Pro Cycling (米国)
Groupama – FDJ (フランス)
Israel Start-Up Nation (イスラエル)
Lotto Soudal (ベルギー)
Mitchelton – Scott (オーストラリア)
Movistar Team (スペイン)
NTT Pro Cycling Team (南アフリカ)
Team Ineos (英国)
Team Jumbo – Visma (オランダ)
Team Sunweb (ドイツ)
Trek – Segafredo (米国)
UAE Team Emirates (アラブ首長国連邦)

●UCIプロチーム(UCIの新ルールで参加資格を有する)
Total Direct Energie (フランス)
Circus – Wanty Gobert (ベルギー)

●UCIプロチーム(主催者招待)
Alpecin – Fenix (ベルギー)
Sport Vlaanderen – Baloise (ベルギー)
Team Arkéa – Samsic (フランス)
Wallonie Bruxelles (ベルギー)

 

フレッシュ・ワロンヌ2020のコース発表

フレッシュ・ワロンヌ2019

2019年の表彰台

4月22日に開催される第84回フレッシュ・ワロンヌ(UCIワールドツアー)は、毎年スタートの町が変更するが、今年はリエージュ県のエルヴが選ばれた。コースの全長は202kmで、後半にアルデンヌの丘越えが続き、ゴールになるウイの激坂には3度挑む。後半のルートには初めてシュマン・デ・グーズの丘(全長1.8km、平均勾配6.5%)が取り入れられている。

昨年のフレッシュ・ワロンヌは、フランスのジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が連覇した。

 

フレッシュ・ワロンヌの公式サイト

 

リエージュ~バストーニュ~リエージュ2020のコース発表

リエージュ~バストーニュ~リエージュ2019

2019年の表彰台

4月26日に開催される第106回リエージュ~バストーニュ~リエージュ(UCIワールドツアー)は、昨年ゴール地点が変更し、郊外のアンスからリエージュ中心部のアヴロワ大通りになった。今年のコースもゴール地点は同じ場所になる。

コースの全長は256kmで、アルデンヌの丘を11カ所越える。最後に設定されたのはロッシュ・オー・フォコンの丘だ。

昨年のリエージュ~バストーニュ~リエージュは、デンマークのヤコブ・フルサング(アスタナプロチーム)が初優勝を果たした。

リエージュ~バストーニュ~リエージュの公式サイト