南米コロンビアで２月11日に第３回ツール・コロンビア2.1（アメリカツアー2.1）が開幕し、初日のチームタイムトライアルは米国のＥＦプロサイクリング（ＵＣＩワールドチーム）が制し、エクアドルのホナタン・カイセドが総合リーダージャージを獲得した。

初日のチームＴＴは今年も米国のＥＦプロサイクリングが制した(©Bettiniphoto)

今年もツール・コロンビア2.1にはＵＣＩワールドチームが６チーム、ＵＣＩプロチームが６チームが参加し、ビッグネームが顔を揃えた。英国のチームイネオスは昨年のグランツール勝者であるエガン・ベルナル（コロンビア）とリチャルド・カラパス（エクアドル）が揃って参加している。

初日のチームタイムトライアルは昨年もＥＦプロサイクリングが優勝し、その時はベテランのリゴベルト・ウラン（コロンビア）がリーダジャージを着た。しかし、今年彼は途中で遅れてしまい、26歳のカイセドがその栄誉を得た。

「コロンビアの地に再び戻ってこられてとても嬉しい。チームとスタッフに感謝している。祖国とすべてのエクアドルのファンにとっての喜びだ」と、エクアドルチャンピオンのカイセドは喜びを語っている。

第３回ツール・コロンビア2.1は６ステージで競われ、2月16日に閉幕する。

リーダージャージを獲得したエクアドルのカイセド(©Bettiniphoto)

■第１ステージ結果［2月11日／トゥンハ（チームＴＴ）／16.7km］
1. EF PRO CYCLING (USA) 18:01
2. DECEUNINCK – QUICK – STEP (BEL) +0:45
3. TEAM INEOS (GBR) +0:46
4. RALLY CYCLING (USA) +0:59
5. UAE TEAM EMIRATES (UAE) +1:00
6. EPM – SCOTT (COL) +1:00
7. MOVISTAR TEAM (ESP) +1:02
8. ISRAEL START – UP NATION (ISR) +1:21
9. TEAM MEDELLIN (COL) +1:22
10. UNO – X NORWEGIAN DEVELOPMENT TEAM (NOR) +1:32

■第１ステージの総合成績
1. CAICEDO Jonathan (EF PRO CYCLING / ECU) 18:01
2. HIGUITA GARCIA Sergio Andres (EF PRO CYCLING / COL)
3. MARTINEZ POVEDA Daniel Felipe (EF PRO CYCLING / COL)
4. VAN GARDEREN Tejay (EF PRO CYCLING / USA)
5. CRADDOCK G Lawson (EF PRO CYCLING / USA) 00:09
6. STEIMLE Jannik (DECEUNINCK – QUICK – STEP / GER) +0:45
7. ALAPHILIPPE Julian (DECEUNINCK – QUICK – STEP / FRA) +0:45
8. JUNGELS Bob (DECEUNINCK – QUICK – STEP / LUX) +0:45
9. VAN LERBERGHE Bert (DECEUNINCK – QUICK – STEP / BEL) +0:45
10. BERNAL GOMEZ Egan Arley (TEAM INEOS / COL) +0:46

(©Bettiniphoto)

■ツール・コロンビア2.1公式サイト