UAE・ツアー2020に参加したガビリアが新型コロナウイルス感染を公表(updated)

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アラブ首長国連邦登録のUCIワールドチームであるUAEチーム・エミレーツは、UAE・ツアー2020(UCIワールドツアー)に参加していたコロンビア人スプリンターのフェルナンド・ガビリアが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染していたことを3月12日に公表した。

UAE・ツアー

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公表はチームのツイッターに、ガビリア自身のビデオメッセージを投稿して行われた。ビデオの中で彼は新型コロナウイルスに感染していることを公表したが、元気だと言っていた。

UAE・ツアーは、参加チーム(未公表)のイタリア人スタッフ2人が新型コロナウイルスに感染していたことが判明し、2月28日に残り2ステージをキャンセルして終了した。大会関係者は全員検査を受け、陰性だった者から帰国を許された。その後、さらに6人が陽性になったことが主催者から発表されていた。

UAEチーム・エミレーツは、3月1日に陰性の結果が出て帰国を許されたが、全てのチームメンバーの状態を検査し続けるために自主的に滞在を延長したと発表していた。しかし、UAE・ツアーが中止になってすぐに、ベルギーのメディアはガビリアが新型コロナウイルスの検査で陽性になったと報じていた。

UAE・ツアーでは、すでにロシアのディミトリー・ストラコフ(ガスプロム・ルスベロ)が、新型コロナウイルスに感染したことを3月10日に公表していた。

UAEチーム・エミレーツは自主的な隔離を終了

ガビリアが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染していた事を公表した3月12日の夜に、UAEチーム・エミレーツは3度目の検査で陰性の結果が出た為、自主的な隔離を終了してヨーロッパに戻る決定をしたと発表した。

しかし、新型コロナウイルス感染が確認された者はアラブ首長国連邦に留まり、病院で最善の治療を受けるとしている。