ジロ・デ・イタリア・バーチャルは最終ステージがスタート、男子プロはアスタナが総合優勝
ジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)を主催するRCSスポルトが、ガーミン、タックスとコラボしたバーチャルライドイベント『ジロ・デ・イタリア・バーチャル・バイ・エネル』は、5月9日にいよいよ最終区間となる第7ステージがスタートした。
ジロ・デ・イタリア・バーチャルは、アマチュア・サイクリストも参加可能なバーチャルライドイベントで、総合優勝者にはマリア・ローザが贈られる。プロ選手は2人1組で各ステージの初日にチャレンジし、2人の合計タイムでチーム成績を競う。
最終区間の第7ステージは、今年のジロ・デ・イタリアの最終日と同じ個人タイムトライアルが競われ、チェルヌスコ・スル・ナビリオからミラノまでの15.70kmで、5月9日、10日の週末に挑戦できる。
男子プロチームはフィリッポ・ガンナが22分31秒のトップタイムを出したイタリアナショナルチームが区間優勝したが、初日から総合首位の座を守り続けたカザフスタンのアスタナプロチームが総合優勝した。
女子プロチームは24分40秒のトップタイムを出したカティア・ラグーザのアスタナウイメンズチームが最終区間で優勝。こちらも初日から総合首位を守った米国のトレック・セガフレードが総合優勝した。
■初代王者に輝いたアスタナプロチームのフォフォノフ チームマネージャーのコメント
「バーチャルではあったが、簡単なレースではなかった。それぞれのステージは短かいが激しいものだった。我々の選手たちは全力を尽くし、共に働き、参加を真剣に受け止めた。特に我々のチームスポンサーに、露出するプラットフォームを提供できてうれしく思う。
主要パートナーのサムルク・カジナをはじめ、この困難な時期に我々をサポートしてくれる全てのスポンサーに感謝している。だからこそ、このバーチャルレースは我々のスポンサーを見せられる絶好の機会だった。選手たちも再びレースの感覚を味わう事ができた。ジロ・デ・イタリアの主催者も素晴らしいレースを行い、その主催は完璧だった」
第7ステージ結果
1. Filippo Ganna (NAZIONALE ITALIANA) 22:31
2. Veljko Stojnic (VINI ZABÙ KTM / SRB) +00:15
3. Grega Bole (BAHRAIN-MCLAREN / SLO) +00:20
4. Davide Martinelli (ASTANA PRO TEAM / ITA) +01:21
5. Manuele Boaro (ASTANA PRO TEAM / ITA) +01:49
6. Mattia Viel (ANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMEC / ITA) +01:52
7. Tobias Foss (TEAM JUMBO – VISMA / NOR) +01:53
8. Matteo Spreafico (ANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMEC / ITA) +02:00
9. Primoz Roglič (TEAM JUMBO – VISMA / SLO) +02:48
総合最終成績(チーム成績)
1. ASTANA PRO TEAM (KAZ) 11:35:03
2. TEAM JUMBO – VISMA (NED) +49:57
3. ANDRONI GIOCATTOLI – SIDERMEC (ITA) +01:01:25
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