ミッチェルトン・スコットは新タイトルスポンサーと契約し、チーム マヌエラ フンダシオンになる

オーストラリアのUCIワールドチーム『ミッチェルトン・スコット』を運営するグリーンエッジ・サイクリングは6月12日に、2020年の残りのシーズンのタイトルスポンサーが、グラナダ(スペイン)を拠点としたNPO団体『マヌエラ フンダシオン』に変更すると発表した。これにより、チーム名称は『チーム マヌエラ フンダシオン』になり、チームジャージのデザインも一新する。

チーム マヌエラ フンダシオン

チーム名だけでなく、チームジャージのデザインもガラリと変わる

グリーンエッジ・サイクリングは、2017年でオリカ社がスポンサー契約を終了した後、チームオーナーであるゲーリー・ライアン氏の所有するワイン製造のミッチェルトン社がタイトルスポンサーを務めていた。

今回新たにタイトルスポンサーとして契約合意したスペインのマヌエラ フンダシオンは、フランシスコ・ウエルタス氏と妻のマリアアングスティアス・ゴンサレス夫人が運営するNPO団体で、その活動は全て彼らの資金に支えられている。

この団体の目的は「より協力的な世界を創るのを支援する」ことで、ソーシャルワークを支援するプロジェクトであり、正式には10月4日に活動を開始する。最初の数年は、スペインが活動の中心となる。

マヌエラ フンダシオンの契約年数は発表されていないが、チームリリースには「長期的な合意は、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で世界的なスポーツ業界が困難な時期にある中では歓迎すべきニュースだ」と書かれ、チームオーナーのライアン氏も「特にここ数カ月、不安定で不確実に時期を過ごした後、我々の2021年とそれ以降の将来を保証する、フランシスコ・ウエルタス氏とマヌエラ フンダシオンの支援を得ることに我々は興奮している」とコメントしているため、来年以降もチームのタイトルスポンサーに留まるようだ。

ミッチェルトン・スコット公式サイト