エヴェネプールがイル・ロンバルディア2020で落車し、骨盤を骨折
8月15日にイタリア北部で開催された第114回イル・ロンバルディア(UCIワールドツアー)で、優勝候補の1人だったベルギーのレムコ・エヴェネプール(ドゥクーニンク・クイックステップ)は、ゴールまで残り40kmのソルマーノ峠の下り坂で石橋の壁に激突し、谷底へ落下してしまった。
現場に駆けつけたチームのダビデ・ブラマーティ監督によれば、エヴェネプールは意識があり、体の右側に痛みを訴えていたという。彼は救急車でコモの病院に搬送され、X線検査で骨盤骨折と右肺の挫傷が判明した。彼は観察のために一晩入院し、日曜日にベルギーへ帰国する。
20歳のエヴェネプールは再開した2020年シーズンでも好調な走りを見せ、ツール・ド・ポローニュ(UCIワールドツアー)で総合初優勝したばかりだった。彼は10月3日に開幕するジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)でグランツール・デビューする予定だった。