イネオス・グレナディアズがローンチ・イベントで新デザインのチームジャージを発表
英国のチームイネオス(UCIワールドチーム)は8月26日に、ツール・ド・フランスの開幕地であるフランス南東部のニースでローンチ・イベントを行い、チーム名称をこの日正式に『イネオス・グレナディアズ』に変更したと発表した。
グレナディアは大手石油化学会社イネオスのグループ会社イネオス オートモーティブがデザイン、設計、製造を手掛けた4×4車の名称で、今年7月に発表され、2021年の後半から生産が開始する。
イネオス・グレナディアズはニースのアリアンツ・リビエラ・スタジアムでローンチ・イベントを行い、ツール・ド・フランスには参加しないクリストファー・フルーム(英国)とゲラント・トーマス(英国)も出席した。そこでチームはツール・ド・フランスから使用する新デザインのチームジャージと新しいピナレロ・ドグマF12をお披露目した。さらに、グレナディアの2種類のプロトタイプモデル車も展示された。
新しいチームジャージのメインカラーは、バーガンディレッドからダークブルーに変わり、イネオスのロゴは右肩に入り、胸にはグレナディアのロゴマークが大きく入っている。サプライヤーは変わらず、カステリ社が務める。
■エガン・ベルナルのコメント「イネオス・グレナディアズとして最初にツール・ド・フランスを走るのは特別だ。現王者として、今年は異なったものになるだろうが、ボクは自分のジャージにゼッケン1を付ける事に本当に興奮している。我々は若い選手と多くの経験を持った選手の良いコンビネーションを持った本当に強いチームだ。そしてそれは、ツールで本当に重要な事だ。我々は皆同じモチベーションを持ち、全てを捧げて全力で行く準備が出来ている」