新城はエースの総合2位を守る ジロ・デ・イタリア2020第6ステージ
第103回ジロ・デ・イタリア第6ステージは、カテゴリーが付かない10kmの上りからスタートし、フィニッシュの20km手前で3級山岳を越え、サッシと呼ばれる洞窟住居がある世界遺産の町、マテーラまでの188km。バーレーン・マクラーレンの新城幸也はステージ80位で、チームのエース、ペリョ・ビルバオの総合2位を守った。
新城幸也のコメント:
「今日はいきなり10kmの上りからスタート。昨日のタフなステージのあとで、いきなりハードなスタートを望んだ選手は少なかっただろう……。チームプレゼンテーションのあとでバスに戻って、ローラーでウォーミングアップをして、スタートに並んだ。半分の選手はローラーでアップしていたと思う。
予想どおりというか予想外というか、ファーストアタックで逃げは決まった。あとは60km地点までは峠が2つに下りもテクニカルだったので、集団前に位置し(エースが暫定総合2位なので)序盤をトラブルなしで過ごした。
後方では落車もあったらしい。残りは向かい風気味でゴールまでのはずが、8分以上も逃げとのタイム差が開いたために集団は一気にペースアップ。風が吹いてることもあり、ストレスフルな状態が続いた。最後の3級山岳手前からは道も広くて、向かい風なのに、ハイペースで進み、多数の脱落者が出ていたと聞いた。
上り基調のゴールだったため、ペリョがタイムを失わないように、できるだけ良い位置にとみんなで働いた。
昨日の疲れで脚はフレッシュではないが、ジロはまだまだ続く。第7ステージは風との戦いとのステージ予報。風のレースもアシストの力が試される。なお、一層に気を引き締めて挑まなければならない!」
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