新城幸也は山岳ステージで83位 ジロ・デ・イタリア2020 第15ステージ
第103回ジロ・デ・イタリア 第15ステージは、イタリア北部のリボルト空軍基地でフレッチェ・トリコローリ、イタリア空軍の曲技飛行隊(日本のブルーインパルス)と選手のコラボレーションで盛大にスタートした。
本格的な山岳に入り、2級山岳を3回、そしてフィニッシュは雪の残る1級山岳の山頂という厳しいコース。バーレーン・マクラーレンのエースのペリョ・ビルバオはステージ8位でゴールしたが、総合は5位に下げてしまった。新城幸也は83位で山岳ステージを終えた。
新城幸也のコメント:
「またも獲得標高4000m超のステージがやってきた。作戦通りにマルク(パドゥン)が大きな逃げグループに滑り込んだ。それでも、逃げに乗り損ねたCCCチームと山岳ジャージ争いのEFプロサイクリングが逃げを吸収にかかったから大変だった。50km過ぎの上り口までハイペースで進み、どうなることかと思ったが、結局逃げには追い付くことなくメイン集団はペースダウンした。
しかし、少し休んでから直ぐにメイン集団もコントロールに入り、1回目の2級山岳に突入。序盤から苦しめられた。補給所過ぎて、2回目の2級山岳頂上では集団から少し遅れてしまったが、下りで復帰。だが、下りきったところで中切れのオンパレードで、後ろに取り残されてもそこで今日の僕のレースは終わってしまった。3つ目の2級山岳で復帰を試みたがかなわず、20人ほどのグルペットでゴールを目指した。
今日は序盤は良かったが、上りでのペースアップでやられてしまった。脚の痛い1日は一つまた終わった。あっという間に3週目も終わってしまいそうだ。休息日はのんびりして回復に努めます。」
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