イタリアで開催中の第103回ジロ・デ・イタリア（ＵＣＩワールドツアー）は、10月18日と19日に全ての参加チーム（選手とスタッフ）を対象とした新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）のＰＣＲ検査を行い、コロンビアのフェルナンド・ガビリア（ＵＡＥチーム・エミレーツ）が陽性になり、レースを続けられなくなった。

ガビリアは３月にも新型コロナウイルスに感染していた©Bettiniphoto)

国際自転車競技連合（ＵＣＩ）とジロ主催者であるＲＣＳスポルトの共同発表によれば、検査は492件行われ、ＵＡＥチーム・エミレーツの選手１名とＡＧ２Ｒ・ラモンディアルのスタッフ１名が陽性になった。陽性になった選手とスタッフは、隔離措置を請け負っているそれぞれのチームの医師に委ねられた。

この共同発表を受けて、ＵＡＥチーム・エミレーツは新型コロナウイルスのＰＣＲ検査で陽性になったのはガビリアだったと公表した。同チームの選手とスタッフは、本日（20日）再検査を受ける予定だ。

ガビリアは３月に、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）で開催されたＵＡＥ・ツアー（ＵＣＩワールドツアー）で新型コロナウイルスに感染し、今回が２回目の陽性だった。

■ジロ・デ・イタリア公式サイト

■ＵＡＥチーム・エミレーツ公式サイト