新城幸也は91位でフィニッシュ、残すはミラノでの個人TT! ジロ・デ・イタリア2020 第20ステージ

第103回ジロ・デ・イタリア第20ステージは、本来のフランス側の峠を通るコースが、コロナウイルス感染拡大の影響を受けフランスからツアーの受け入れを拒否されたため変更となり、フィニッシュ地点のシストリエーレ峠を3周する190kmのレースとなった。

総合優勝争いがタイム差0秒で2選手が並ぶという劇的な展開で今大会最後の山場を終え、バーレーン・マクラーレンのエースのペリョ・ビルバオは総合4位で最終ステージを迎える。

新城幸也は91位で無事にフィニッシュし、残すはミラノでの15kmの個人タイムトライアルとなった。

新城幸也

守り続けたビルバオと一緒に第20ステージのスタートポディウムに上がる新城 Photo:Miwa IIJIMA

新城幸也

ビルバオのそばで走る新城 Photo:Miwa IIJIMA

 

新城幸也のコメント:
「20日間走っても集団の勢いは落ちていなかった。序盤のアタック合戦は第3、4ステージかと思わせるほど速くて、激しかった。コロナの影響でフランスに入国できずに、コースは変更になったが、3500mの獲得標高に標高2000mでの周回コースは厳しさは充分だったと思う。

自分の役目はチーム全体を最初の山岳ポイントの上り口までに良いポジションに運ぶこと。どこのチームも動かない場合は、うちのチームから攻撃していこうという事だった。上り口までには良いポジションでチームでまとまって走ることができたが、標高が上がるにつれて徐々にきつくなり、頂上手前でメイン集団から脱落してしまった。

最後のステージだったので、悔いの無いようにできる限りの事はしたかった。ビルバオも健闘してくれて、総合4位のまま最終日を迎える。

最終日は個人タイムトライアル15km、総合上位のビルバオには是非とも頑張ってもらいたい。僕は最後の15kmを楽しんで走りきりたいと思う。初めてのミラノでのゴールだから。」

ツアーはいよいよ本日、ミラノの中心地で最終日を迎える。

 

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ジロ・デ・イタリア公式サイト